𝑁=101010𝑛+1010𝑛+10𝑛−1
とおく.𝑛 から 2 の因子をすべて取り出し,𝑛 =2𝑚𝑘 と表す.ここで 𝑚 は非負整数,𝑘 は正の奇数である.
𝑑=102𝑚+1
とおくと,102𝑚 ≡ −1 (mod 𝑑) なので,任意の非負整数 𝑗 に対して,
102𝑚𝑗≡(−1)𝑗 (mod 𝑑)
が成り立つ.特に,𝑘 は奇数だから,
10𝑛=102𝑚𝑘≡−1 (mod 𝑑)
である.
次に,10𝑛 と 1010𝑛 がともに 2𝑚+1 の倍数であることを確認する.非負整数 𝑚 に対して 2𝑚 ≥𝑚 +1 なので,𝑛 =2𝑚𝑘 ≥𝑚 +1 である.したがって 10𝑛 =2𝑛5𝑛 は 2𝑚+1 で割り切れる.同様に,10𝑛 ≥𝑛 ≥𝑚 +1 なので,1010𝑛 =210𝑛510𝑛 も 2𝑚+1 で割り切れる.
よって,整数 10𝑛/2𝑚 と 1010𝑛/2𝑚 はともに偶数である.上の合同式にこれらを 𝑗 として代入すると,
1010𝑛≡1 (mod 𝑑),101010𝑛≡1 (mod 𝑑)
を得る.したがって,
𝑁≡1+1−1−1=0 (mod 𝑑)
であり,𝑑 は 𝑁 の約数である.さらに,1 <𝑑 =102𝑚 +1 ≤10𝑛 +1 <𝑁 なので,𝑑 は 1 と 𝑁 のいずれでもない約数である.よって 𝑁 は合成数であり,素数ではない.