𝑔(𝑥) =𝑥3 −3𝑎𝑥 とおく.𝑎 ≤0 なら 𝑔 は区間で増加し,𝑀(𝑎) =1 −3𝑎 である.𝑎 ≥1 なら 𝑔 ≤0, 𝑔′ ≤0 なので 𝑀(𝑎) =3𝑎 −1 となる.
0 <𝑎 <1 では 𝑥 =√𝑎 で 𝑔 は最小値 −2𝑎3/2 をとるため,𝑀(𝑎) =max{|1 −3𝑎|,2𝑎3/2} である.1 −3𝑎 =2𝑎3/2 の区間内の解は 𝑎 =1/4 だけである.実際,左辺は減少,右辺は増加し,𝑎 =1/4 で一致する.また 𝑣 =√𝑎 とおくと
2𝑎3/2−(3𝑎−1)=2𝑣3−3𝑣2+1=(𝑣−1)2(2𝑣+1)≥0.
以上より,
𝑀(𝑎)=⎧{
{⎨{
{⎩1−3𝑎(𝑎≤1/4),2𝑎3/2(1/4≤𝑎≤1),3𝑎−1(𝑎≥1).
これは 𝑎 =1/4 まで減少し,その後増加する.従って最小値は 1/4,そのとき 𝑎=1/4 である.
別解(二点の値で最小の最大値を決める)
𝑀(𝑎) 自体の場合分けをせず,その最小値だけを先に求める方法である.𝑔𝑎(𝑥) =𝑥3 −3𝑎𝑥 とすると,係数 𝑎 が消える組合せ
𝑔𝑎(1)−2𝑔𝑎(1/2)=34
が成り立つ.したがって 3/4 ≤|𝑔𝑎(1)| +2|𝑔𝑎(1/2)| ≤3𝑀(𝑎) より 𝑀(𝑎) ≥1/4 である.𝑎 =1/4 では 𝑥 =cos𝜃(0 ≤𝜃 ≤𝜋/2)と置くと,3倍角の公式から 𝑔1/4(𝑥) =cos3𝜃/4 となる.よって区間全体で絶対値は 1/4 以下であり,𝑥 =1 で 1/4 となるので下限を実現する.また 𝑀(𝑎) =1/4 なら上の評価で等号となり,𝑔𝑎(1) =1/4 が必要だから 1 −3𝑎 =1/4,すなわち 𝑎 =1/4 に限る.従って min𝑀(𝑎)=1/4, 𝑎=1/4 である.