𝐹(𝑥) =∏𝑛−1𝑘=1(𝑥 −𝜁𝑘) とおく.𝐹(1) =𝑛, 𝐹′(1) =𝑛(𝑛 −1)/2, 𝐹″(1) =𝑛(𝑛 −1)(𝑛 −2)/3 だから
𝑆=∑11−𝜁𝑘=𝑛−12,𝑇=∑1(1−𝜁𝑘)2=𝑆2−𝐹″(1)𝐹(1)=(𝑛−1)(5−𝑛)12.
―――𝜁𝑘 =𝜁−𝑘 より 1/|1 −𝜁𝑘|2 = −𝜁𝑘/(1 −𝜁𝑘)2 =1/(1 −𝜁𝑘) −1/(1 −𝜁𝑘)2 である.したがって第2の和は 𝑆 −𝑇 =(𝑛2−1)/12,第1の和は (𝑛−1)/2 である.
別解(逆数どうしを組にする)
最初の和は微分を使わずに求められる.𝑞 ≠0,1 なら
11−𝑞+11−𝑞−1=1
である.𝑆 =∑𝑛−1𝑘=1(1 −𝜁𝑘)−1 とおくと,添字の変換 𝑘 ↦𝑛 −𝑘 により
2𝑆=𝑛−1∑𝑘=1(11−𝜁𝑘+11−𝜁−𝑘)=𝑛−1.
したがって 𝑆 =(𝑛 −1)/2 である.𝑛 が偶数のときの 𝑘 =𝑛/2 も同じ式で処理でき,個別の場合分けはいらない.