電磁誘導と交流
複素数の計算と周波数応答
著者:柚木芹香
交流回路を
定理 数学の
極形式. 複素数
積と
複素共役.
実部に
練習1
練習2
答え 練習1:
定理 数学の
直列RLC回路の
である.よって
と
定理 数学の
入力の
で,
例題
例題 1
抵抗
コイルの
自己インダクタンスを 求めよ. 電流の
実効値と,電源の 電圧に 対する 電流の 位相の ずれを 求めよ. 抵抗と
コイルの 両端の 電圧の 実効値を それぞれ求めよ.2つの 和が にならない 理由を 述べよ. 平均の
消費電力と 力率を 求めよ.
抵抗RとコイルLを直列につなぎ,それぞれの両端に電圧計を置く.右は抵抗の電圧と直交するコイルの電圧の和が電源電圧になる模式図.求める実効値や位相角の値は示していない.
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考え方
, より . , なので . の偏角 は で (約 ).電流は電圧より 遅れる.抵抗は
,コイルは .抵抗の電圧は 電流と 同位相,コイルの 電圧は 進むので,ベクトル図で2本の矢印は 直交し,和の 長さは である.実効値は各電圧の 振幅を で割った もので,位相が 違う 電圧の 実効値は 足せない. ,力率は .
確かめ:
例題 2
抵抗
を
遮断角
振動数を 求めよ. 定常状態の
出力 を求めよ. の成分の 振幅を の成分の 振幅で 割った 比は,出力では 入力の 何倍に なったか.
入力端と無負荷の出力端をもつRC回路.右は速い成分と遅い成分が重なる入力と,遅い成分が主に残る出力の模式図で,求める振幅比や位相,遮断角振動数は記していない.
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考え方 回路が
. では , ,偏角 . では , ,偏角 .よって
入力では
比が1だったのが,出力では で,速い成分が 約10分の1に 弱まった.
確かめ:
例題 3
ラジオの
と を求めよ. この
局の 信号の 振幅が のとき,回路の 電流の 振幅と コンデンサーの 電圧の 振幅を 求めよ. 同じ
振幅で 周波数 の別の 局の 信号が 来ている.この 信号に よる 電流の 振幅は,(2) の 何倍か.
アンテナを電源とみなす直列RLC回路で,可変コンデンサーCを調節する.共振曲線の横軸に1.000 MHzと1.009 MHzを示す.求める容量,Q,電流や電圧,応答比の数値は示していない.共振曲線の幅は誇張している.
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考え方 共振では
. ,約 . .電流の
振幅は .コンデンサーの電圧の 振幅は で,信号の約130倍である. では , で, .よって
近似では
確かめ:半電力の
ポイント ここまでの
複素数は
極形式 で掛け算・ 割り算を する. で分母を 実数に し, で実際の 値に 戻す. 直列RLCの
半電力の2点は , をみたす. .周波数応答
の絶対値が 振幅の 比,偏角が 位相の ずれ.RCの ローパスは , .いく
つもの 周波数を 含む 入力は,周波数ごとに 解いて 足す.