対称性から組み立てる力学(発展)
第13章の章末問題
著者:柚木芹香
経験の
演習 1
が運動を 変えない 理由を 作用から 説明し,運動方 程式を 求めてください. 一般化
運動量 とハミルトニアン を求め,正準方 程式が (1) と 同じ 運動を 与える ことを 確かめてください.
横軸xに粒子と原点を置き,その上にU=kx²/2のグラフを描く.力や運動の解は描かない.
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考え方 全微分は
なので,作用の増加は .両端固定の変分では 変わらない.方程式も から となる. , .よって
正準方
確かめ:
演習 2
空間を
です.
を書き,各粒子の 方程式を 導いてください. 全
運動量と 全角 運動量の 保存を,対称性と 方程式の 両方から 示してください.各粒子の 角運動量も 保存しますか.
異なる質量の3粒子を三角形の頂点に置き,3組の相対位置を破線で結ぶ.固定された外部の支点は描かない.
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考え方 運動エネルギーを
.粒子1では
粒子2,3も
は系全体の 平行移動でも 回転でも 変わらない.したがって , が保存する.方程式を 足すと 各対の 力が 打ち消し合い, .角運動量の 時間微分では,各対の 寄与は
と
確かめ:質量が
演習 3
自由な
両系での
粒子の 速度と,経路に 沿う 固有時を 求めてください. 両系で
を計算して 作用を 比べ,運動量と エネルギーも 求めてください.作用が 不変でも,エネルギーや 運動量が 同じ値に ならない 理由を 説明してください.
x,ctの図に出発と到着を置き,自由粒子の直線の経路と光の破線を描く.両系の計算結果は書かない.
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考え方 相対論の
Aで
, , .Bでは
よって
Aで
,Bで .それぞれの時間差を 掛けると,どちらも .一方,Aでは , ,Bでは , .速度が系に よって 違うので, と も違う.
確かめ:どちらも
演習 4
水平面内の
,運動方程式,保存する を求めてください. の場合の 半径方向の 振動数を 求めてください.管の 端に 達する 前の 運動だけを 考えます. は保存しますか.その 時間変化を 求めてください.
水平面を上から見て,Oを一端とする回転管,ビーズ,距離rと回転方向Ωを示す.力や半径方向の運動の解は描かない.
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考え方 ビーズの
, .よって , が保存する. 方
程式の 角振動数は .ただし片側の管なので,正の にある 区間だけに 解を 適用する. だから
で,一般には
確かめ:慣性系での
演習 5
質量
Aでの
崩壊までの 時間と 移動距離を 求めてください. Aで
前向き,後ろ 向きに 出る 光子の エネルギーを 求めてください.元の 粒子の 静止系では 両光子の エネルギーは 同じなのに,Aでは 違う 理由を 保存則から 説明してください.
右へ動く粒子Mと,崩壊地点から左右へ出る2個の光子を描く.光子のエネルギーの値は示さない.
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考え方 時計の
なので ,移動距離は .前向きを
,後ろ向きを とすると
よって
確かめ:両光子の
演習 6
1次元の
, の時間変化を 求め, が保存する ことを 示してください. に書き直し,全微分を 取り除いた から求める エネルギーとの 関係を 示してください. , の運動を 求めてください.
x軸上を右へ速度uで動く位置エネルギーの谷と,粒子を描く.谷の中心utから測る相対位置yを示す.
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考え方 時間を
方
程式から .また なので, は保存する. を入れると .最後の2項は .これを除いた のエネルギーは であり, . とすると .初期条件は , なので, , .
確かめ: