電磁気と波の総合演習
回路の中のエネルギー
著者:柚木芹香
第20章の
総合演習 4
一方
容量
共通の下側導体と2つのコンデンサーを描き,上側極板間に抵抗,コイル,スイッチを直列に置く.1から2への正電流と初電位を示す.
電荷保存から
電位差 と電流 を求めよ.特性方 程式を 複素数の 根で 解いてください.十分後の 共通電位と 発熱も 求めよ. 直列に
理想ダイオードを 加え,1から2への 電流だけを 許します.順方向の 電圧降下と 逆電流は0です.最初の 電流0で 遮断されると して,停止後の 両電位,全ジュール熱,コンデンサーに 残る エネルギーを 求めよ. , , , , , で数値も 求めよ. ダイオードの
順方向に 一定の 電圧 を消費する 模型へ 変えます. として,停止時の 電位差,ダイオードが 受け取る エネルギー,抵抗の 発熱を 求めよ.抵抗だけの 接続と 損失を 比較せよ.
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考え方
ダイオードは
上側電荷は
, で, , .よって 一定であり, と置けば
回路の
全電気エネルギーは
十分後は
で なので,この間の解は(1)と 同じ. , と置くと, , .このあと 逆電流を 遮断する.最終電位は
コンデンサーの
数値では
導通中は
. と置くと(1)と 同じ 方程式で,初期値を に替えればよい.停止時刻は 同じで,
発熱は
と
理想ダイオードで
総合演習 5
結合
一次側に
電源と直列の \(R_1,L_1,C\),別の閉回路の \(L_2,R_2\) を描き,相互インダクタンス \(M\) と指定された正電流の向きを示す.
複素数で
回路の 式を 立て,二次電流と 一次の 入力インピーダンスを 求めよ.二次側の 寄与の 実部と 虚部を 分離せよ. 一次
電流が 電源と 同位相と なるよう を調整します.二次電力と 電源出力の 平均を 求めよ. , , で,電流振幅の比が と測定されました.他の 誤差を 無視し, と誤差上限を 推定せよ.位相差の 予測も 示せ. , , , , , とします.各 ごとに を調整する とき,二次電力を 最大に する と対応する ,最大電力を求めよ.一次電流の 振幅を 一定に する 場合の 最適値との 違いも 説明せよ.
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考え方
線形な
と置くと,
従って
同位相の
条件は なので,
電源の
振幅の
電圧振幅一定での
電力は
を
一次電流固定では
総合演習 6
漏れ電流は
面積
容量 \(C\) と温度依存の漏れ抵抗を並列に表し,断熱容器内の材料を描く.充電用電源の切り離しと,後半の放熱部の接続を示す.
電圧
と温度上昇 の連立方程式を 立て,全エネルギー保存から を で表せ. , と置き,時刻を の定積分で 表せ.初期の 時定数の 形状依存も 調べよ. 放電中の
漏れ電流が 初めより 増す条件,最大と なる 電圧を 求めよ. , , , , で最大電流と 最終温度上昇を 求めよ. 今度は
同じ 装置を 理想電源に つなぎ,電圧 を一定に 保ちます.環境への 放熱率を として,温度平衡と 安定性を 調べよ.平衡が 消える 電圧を 求め,断熱放電との 違いを 電源の 仕事から 説明せよ.式の 実験的な 適用範囲を 越えた 温度に ついて 何が いえるかも 述べよ.
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考え方
孤立系では
漏れ電流は
なので,
第1式に
変数を
初期値は
電流は
. であり, は時間とともに 減る. なら初めの 電流は 増え, で最大と なる. なら最大は 初期値である.従って 増加する 場合,
数値では
電圧固定では
. , とすると
左辺は
臨界電圧は
熱は