電磁気と波の総合演習
場の重ね合わせと対称性
著者:柚木芹香
第20章の
総合演習 1
2つの
半径
同符号に帯電した2つのリングと軸上の粒子を描く.半径 \(R\),中心の位置 \(\pm a\),粒子の座標 \(z\),案内を示す.
無限遠を
基準に した軸上の 電位 と電場 を求めよ.原点の つり合いが 軸方向に 安定と なる の範囲と,小 振動の 角振動数を 求めよ. 小
振動の 線形の 復元力が 消える ときの を とします.その配置で 粒子の 位置エネルギーを と展開し, を求めよ.振幅 から静かに 放した 運動の 周期を 定積分で 表し, を用いて 係数を 評価してください. とします.間隔を
少し 増し , が十分 小さい 場合,原点近くの 新しい つり合い 位置と 各位置の 小振動の 角振動数を 求めよ.また, で次の 周期を 測りました.線形の 単振動模型と4次の 位置エネルギーの 模型を 比較し,後者から を決める 式を 示せ.最後に,案内を 外した 場合の 安定性を 検討せよ.
振幅 | 周期( |
|---|---|
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考え方
リングの
一方の
リングでは であり,電荷を積分すると となる.したがって
偶関数の
一つの
リングの 距離因子を4階微分すると, で となる.両リングの 寄与を 足して で割り, を入れると
2次の
四分の
振幅を0に
で なので,曲率の分母の 変化は1次の に寄与しない. と置くと
停留条件
を
測定の
で
間隔に
軸上では
総合演習 2
浮いた導体板の
面積
3枚の導体板,中央板のばねと水平案内,外板間の理想電源を描く.外板の電位,左右の間隔 \(d+x\),\(d-x\),中央板の全電荷 \(Q\) を示す.
中央板の
電位 と左右の 隙間の 電場 を,右向きを正と して 求めよ.中央板の 左右の 面の 電荷の 和が であることを 確かめよ. 片側の
電場に よる 圧力 を用い,中央板への 電気力とばねを 含めた 運動方 程式を 求めよ.安定な 平衡位置,振動数,板に 接触せずに 振動する 振幅の 条件を 示せ. 中央板を
から へゆっくり動かします.電場の エネルギー変化,電源の 仕事,外力の 仕事を 求め,電場の エネルギーだけを 微分すると 誤る 理由を 示せ.次に のまま を増す 操作と, のまま を増す 操作を 比較し,どちらが 小振動数を 下げるか 説明せよ.
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考え方
中央の
左右の
容量は , .中央板の電荷保存は
両辺に
電位が
中央板の
右面の
圧力は 右向き,左面の 圧力は 左向きなので,
従って
両隙間の
場を 積分した エネルギーは
よって
右外板の
速度を
この
総合演習 3
逆1乗の
半径
負に帯電した円筒の断面と外側の粒子を描く.表面半径 \(a\),粒子の極座標 \(r,\theta\),初期速度の径方向と接線方向の成分を示す.
円筒を
囲むガウス面から 外部の 電場を 求めよ.表面の 電位を0とした 粒子の 位置エネルギーと,径方向の 運動に 用いる 有効ポテンシャルを 導いてください. 円軌道の
半径 ,速さ,角振動数を 求めよ. の場合に,円軌道の 近くの 径方向 振動が 安定である ことを 示し,径方向の 角振動数と 公転の 角振動数の 比を 求めよ. 円軌道の
位置で 接線速度を 変えず,径方向だけに 速さ を与えます.表面に 衝突せず 運動する の厳密な 条件を 求めよ.さらに 微小な 径方向 振動で,連続する 最接近点の 間の 方位角を 求め,軌道が 一般には 閉じない 理由を 説明せよ.
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考え方
ガウスの
半径
,長さ の円筒面では 電場は 径方向で 側面上 一定,端面の 流束は0である.外向きを 正と すると
表面からの
接線速度は
遠心力の
より
円軌道の
付与する
エネルギーは で,角運動量は変わらない. では で有効ポテンシャルは 内側へ 向かって増す.表面の 高さに 達しなければ 衝突しないので,必要十分な 条件は
右辺の
小