電磁気と波の総合演習
場の中の荷電粒子
著者:柚木芹香
第20章の
総合演習 7
速度の
長さ \(\ell\) の場の領域と上下の壁を描く.入射点,初速度,電場の上向き,磁場の紙面手前向き,壁の位置 \(\pm h\) を示す.
ローレンツ力の
成分から を求めよ.複素数 を用いてよい ものとします.単調な 前進と,電場の 仕事に よる 運動エネルギー変化を 確かめよ. のとき,壁に 触れずに によらず 同じ 出口点を 通る ことを 示し,出射速度と 通過できる の条件を 求めよ. に変更した 場合の 出射位置と 速度,速度選択の 方法を 示せ. 最初と
次の 集束を 領域長 を変えて 観測しました. , , とし,他の 誤差は 無視します.比電荷と 誤差を 求めよ.また 最初の 集束長から だけずれた出口で,出射位置と 方向の 誤差の 先頭の 項を 求めよ.位置測定だけでの 調整の 難しさを 説明せよ.
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考え方
非相対論的な
成分の
式は , .従って , より となる.実部と 虚部を 積分すると
では , .これが最初の 出口通過で,出射速度は に戻る.途中の 最大変位は なので,通過するには
が
半分の
の粒子を 複数の 速度で 観測すれば,全周期の 整数倍で 出口が 集束する.従って 間隔 は で,
数値は
位置は
総合演習 8
平行な
一様な
を
共通の \(z\) 軸方向に向く電場と磁場,原点で \(x\) 方向へ与える運動量 \(p_0\) を描く.座標軸と場の領域を示す.
横方向の
運動量の 大きさが 保存する ことを 示し, , , を求めよ.電場の 仕事と 全エネルギー増加の 一致も 確かめよ. , , と置き,回転角 と を求めよ. を用いてよい ものとします. となる 時刻 と位置 を求め,1回転で 進む 方向の距離が 増す ことを 示せ.最初の1回転だけ と近似した 周期を とします. のとき,厳密な と,厳密な の一定 の予測に 対する 比を 求めよ.半径が 一定でも 補正が 要る 理由と 近似条件を 説明せよ.
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考え方
重力,放射,相互作用を
横成分の
式は , .従って
であり,
全エネルギー増加は
横成分を
複素数で まとめると, .従って
投影は
と置く. を指数関数に 直し, も使うと
従って
一定
一定
総合演習 9
周期の
一様な
から
共通の間隙に接する円軌道を数本と交流電源を描く.一定の磁場,加速間隙,通過ごとの位相 \(\phi\) を示す.
周期を
と表し, を求めよ.同期する 粒子は 各間隙で 同じ位相 を持ち,1回ごとに 周期が 整数 倍の だけ増すとします.必要なエネルギー増分 と電圧振幅を 求めよ.初回直前の 周期も 整数倍でなければならない 理由を 述べよ. , , , とします.初回直前の周期を に選び,運動エネルギーが 初めて 以上となる 通過回数と,その 直後の 軌道半径を 求めよ. , , , を用います. 同期からの
微小なずれを 考えます.第 回の通過時の 位相偏差を ,直後のエネルギー偏差を とします.微小偏差の更新式から だけの差分方 程式を 導き,偏差が 増幅しない の条件を 求めよ.(2)の 位相での 偏差の 振動周期を 通過回数で 表し,最大加速の 位相 が必ずしも 安定でないことも 説明せよ.
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考え方
間隙で
円
運動で だから,周期は
同期粒子は
与えられた
値で , , . から であり, .第 回直後は なので,6回では ,7回では .従って7回.
この
分子を
位相が
だけ遅れると,エネルギー増分は
従って
遅い
指定の
線形化には