電磁気と波の総合演習
動く導体と誘導
著者:柚木芹香
第23章の
総合演習 10
磁場へ
横幅
の連立方程式を 立て,終端速度の 候補 を求めよ.機械的エネルギー,磁気エネルギー,発熱の 収支を,時間微分の 形で 示せ. , を用い,複素指数関数から を求めよ. , , , , , のとき,初めて に達する 時刻,速さ,電流を 求めよ. コイル全体が
磁場に 入った 後の 運動と 電流,その後に 生じる 熱量を 求めよ.この 装置で 終端速度を 観測できるとは 限らない 理由を 説明し,自己誘導を 省く 近似の 条件を 時間尺度の 比で 示せ.
水平な磁場境界と,そこへ下辺から入る長方形コイルを描く.下向きのx,幅ℓ,高さh,巻数N,磁場の向きと正の電流の向きを示す.
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考え方
一辺だけが
外部磁束の
大きさは である.正の電流の 向きを 定義したので,駆動起電力は .下辺への上 向きの 磁気力は となり,
定常な
重力の
第1式を
微分し,第2式で を消去すると
位置も
数値では
速度の
両横辺が
一様磁場に 入ると 外部磁束は 一定と なり,両辺への 磁気力は 打ち消し合う. とおけば
残る
と
終端速度の
総合演習 11
回転円板から
慣性モーメント
径方向の
運動起電力を 積分で 求め,円板への 制動トルクが となる ことを 示せ. を充電される 極板の 電荷と して, の関係を 求めよ. 充電中の
と時定数,十分後の 回転エネルギー,静電エネルギー,全発熱を で表せ. のとき,各エネルギーは 初めの 回転エネルギーの 何倍か. 充電が
終わる たびに 円板を 回路から 切り離し,コンデンサーだけを 別の 抵抗で 完全放電してから 同じ回路へ 戻します.これを 回行った 後の 角速度と,二つの 抵抗での 累積発熱を 求めよ.一度の 充電と,この 繰り返しで 到達する 状態の 違いを 説明せよ.
磁場に垂直な回転円板,半径aとbの集電接点,直列のRとCを描く.円板を切り離してCだけを放電する切り替え位置も示す.
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考え方
動く
半径
の導体の 速さは で,径方向の単位電荷への 力は .従って
径方向の
円板単独の
回路方程式
に(1)を入れると
従って
途中の
とおけば,各回の充電で 角速度が 倍になるので .第 回の直前の 回転エネルギーは である.充電抵抗の熱と 放電抵抗の 熱は それぞれ
和と
総合演習 12
誘導に
間隔
複素振幅
と を使い,変位と 電流の 振幅・位相を 決める 式を 導け.磁気力を 速度比例成分と 復元力成分に 分けよ. 外力の
平均仕事率と 抵抗の 平均発熱率が 等しい ことを 示せ. , , , , , , で変位・電流の 振幅と 平均発熱率を 求めよ. 速度振幅を
外部装置で 一定に 保つ 場合,平均発熱を 最大に する を求めよ.次に 外力振幅を 一定に し, で を変える 場合と 比較せよ.大きな へ結果を 延長できるか,棒の 許される 変位幅 を使って 論じよ.
ばねにつながるレール上の棒と,直列のR,Lを描く.正のx,電流,磁場,周期外力だけを示す.
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考え方
複素インピーダンスで
実際の
量を , とする.運動と 回路の 式は , .従って
実部と
変位振幅は
複素振幅の
積の 実部を 使うと
収支も
変位は
速度振幅
を固定するなら .微分の符号は と同じなので 最大は . で発熱は0に なる.
一方,外力を
制動が