回転と剛体
慣性モーメントの積分計算と例題
著者:柚木芹香
前の
数学の 道具
定理 数学の
連続した物体の
細い
である.
円板(半径
である.
左に棒の微小部分(位置 x,幅 dx),右に円板の細い輪(半径 r,幅 dr)を描く.
練習 1. 長さ
練習 2. 内半径
答え:練習 1 は
練習 3. (1) 軸から
答え:(1)
例題
例題 1
質量
おもりの
加速度の 大きさを 求めよ. 両側の
糸の 張力 , を求めよ.
円板の滑車に掛けた糸と,右に m_1,左に m_2 のおもり.m_1 が下がる向きに加速度 a,滑車の角加速度 \alpha,糸の張力 T_1,T_2 を示す.
解答を見る
考え方 おもりそれぞれに
が下がる 向きを 正と する.
第3式は
滑車の
, である. で, と一致する.両側の 張力が 違うから こそ,滑車が 回り出す.
例題 2
質量
微小
一端を軸で支えた棒が鉛直から角 \theta だけ傾いた図.重心 G,軸から重心までの距離 d=l/2 と重力 Mg を示す.
解答を見る
考え方 実体振り子の
端の
長さ
例題 3
質量
解答を見る
軸を z 軸とする球を,軸に垂直な薄い円板(高さ z,厚さ dz,半径 \sqrt{R^2-z^2})に切った図.
考え方 球を
軸を
ここで
ポイント ここまでの
慣性モーメント
は,軸からの距離が 同じ 微小部分を 選んで 足す.棒の 中心は ,円板は ,球は ,薄い球殻は .滑車の
質量は,おもりの 加速度に として 効く.両側の 張力の 差が 滑車を 回す. 実体振り子の
周期は,微小 振動では .棒の端で 支えると,長さ の単振り子と 同じ 周期に なる.