電磁誘導と交流
2階の線形微分方程式と電気振動
著者:柚木芹香
本体の
定理 数学の
重ね合わせ. 左辺は
特性方程式.
複素数の
重解.
右辺が
定数
LRC回路
です.
ポイント 数学の
回路の
と
練習1
練習2
答え 練習1:
例題
例題 1
起電力
S を
開く 直前の,コイルと 抵抗 を流れる 電流を 求めよ. S を
開いた 直後に,抵抗 の両端に かかる 電圧の 大きさを 求めよ. S を
開いた後の コイルの 電流を 求めよ.また,S を 開いてから 抵抗 で発生する 熱の 総量を 求めよ.
電池ℰ₀とスイッチSの先に,内部抵抗rをもつコイルLと抵抗Rを並列に置く.矢印はSを開く前のコイルの電流の向きで,電流や電圧の求める値は示していない.
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考え方 十分
コイルの
電流は ,抵抗 の電流は である.S を
開くと,コイルと だけの閉回路に なる.コイルの 電流 がそのまま を流れる( の中の 向きは 開く 前と 逆に なる)ので,電圧の 大きさは で,電池の電圧の24倍である. 閉回路の
式は . より , である.コイルの初めの エネルギー が と の熱に なり,同じ 電流が 流れるので熱は 抵抗に 比例して 分かれる. の熱は である.
確かめ:
例題 2
電気容量
回路の
抵抗を 無視して , を求めよ.電流の 大きさの 最大値と,初めて エネルギーが すべて コイルに 移る 時刻も 求めよ. 回路に
の抵抗が ある とき, と を求めよ.また,電荷の 振幅(包絡線)が 初めの 半分に なる 時刻を 求めよ.
電流Iの正方向はqの極板へ流れ込む向き.右は抵抗の有無による電荷qの時間変化と,抵抗がある場合の包絡線を示す模式図である.求める電流や時刻,減衰定数の値は示していない.
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考え方 初期条件は
より , . に初期条件を 入れると , .よって
電流の
, で, とほとんど 変わらない.解は で,初期条件から , .包絡線は に比例するので,半分に なるのは ,周期 の約1.7倍である.
確かめ:(1) で
例題 3
例題 2 と
振動せずに
最も 速く 放電させる の値を 求めよ. の
ときの と を求め,電流の 大きさが 最大に なる 時刻と その 値を 求めよ.
抵抗で
発生する 熱の 総量を,電流の2乗を 積分して 求め,初めの 静電エネルギーと 比べよ.
直列LRC回路と,振動せずに減る電荷q,負方向へ流れた後に0へ戻る電流Iの模式図.比較用に抵抗なしのqを薄く重ねる.問題で求める極値の時刻や値は示していない.
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考え方 振動しない
の判別式が0に なる である.重解は
なので . から , から .よって
を使うと
確かめ:電流の
ポイント ここまでの
定数係数の
線形微分方 程式は を代入して 特性方 程式に する.複素数の 根 からは減衰 振動,重解からは が出る. 右辺が
定数なら,つり合いの 解 からのずれを 考える.定数は 電荷と 電流の 連続性で 決める. LRC回路は
で減衰振動, で臨界減衰. .回路の
式に を掛けると,コイルと コンデンサーの エネルギーの 和の 変化が 熱と 電源の 仕事で 表される.