力学の総合演習
鎖と成長する物体の力学
著者:柚木芹香
運動する
総合演習 7
積もった
水平な
での速さと 加速度を 求めてください. 台車側の
張力 と,拾い上げ境界直後の 張力 を求めてください.な ぜ両者は 同じでないのですか. 散逸率と
距離 までの散逸量を 求めてください. , , , の終端直前の 値を 計算してください.
問題図.静止部分と運動部分を色分けし,二つの張力を区別します.
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考え方 台車だけは
外力の
水平成分が ない 全系の 運動量は .従って
動く
台車単独の
式 から .境界では毎秒 の質量に 速度 を与えるので .運動中のロープの 各部分に ついて 積分すると であり,減速するため となる.台車に を直接代入すると,ロープ自身の 運動量変化を 落と してしまう. より
境界で
総合演習 8
鎖は
線密度
接触が
保たれる間の 加速度 ,速さ ,時刻と の関係を 求めてください. 頂上の
張力と 単位長さ当たりの 抗力を 求め,初めて 浮く 位置と 時刻を 計算してください.頂上以外が 先に 浮かないかも 検査してください. 左端が
案内面に 届く 前に 浮く ことを 確認し,円弧の 質量を 無視する 近似の 誤差を 見積もってください.
問題図.円弧部分の長さと質量も残す模型です.鎖が離れる場所は示していません.
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考え方 鎖全体の
円弧部分の
位置エネルギーは 配置が 同じなら 変わらない.鉛直部分の エネルギーは,案内面の 左右の 端を 高さ0と して .全質量は . と置くと,エネルギー保存から
最後の
右の
鉛直部では より .頂上から右側へ 測る 角を とすると,円弧の 接線方向の 式は .従って
この
正の
なので,左側にはまだ 約 残っている.円弧を無視する の主要項では ,相対差は約0.3 %.円弧質量は 鉛直部質量の %で,加速度などの係数の 補正も この 程度である.小さい 案内輪を 点と して 扱う 近似は 離脱位置の 主要項には よいが,有限の 輪の どこが 最初に 浮くかまでは 決めない.この 違いが 深めるべき点である.
総合演習 9
下端が
質量
初めの
位置分布, ,重心位置,弾性エネルギーを求めてください. と収縮直後の 重心速度を 求めてください. 収縮直後を
内部の 運動が 止まった 小さな 塊と する 模型で,失われた 機械的エネルギーを 求めてください. , の数値を 示し,全エネルギーを 並進 運動へ移す計算と 比較してください.
問題図.静止時のばねは上ほど大きく伸びています.下端が止まることは問題の観察条件です.
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考え方 収縮中の
上端を
原点に 下向きを とする.区間 の張力は 下に つるされた 質量の 重さ .区間の伸びは だから
弾性エネルギーは
.全体が に集まる とき重心も そこに ある ため
重心の
重力に
よって 解放される エネルギーは .初めの弾性エネルギーを 足すと だが,重心の並進エネルギーは にすぎない.差の
は,塊模型では
解答図.初めの重心は全長の3分の2の位置です.再生では重心だけを動かし,未知の収縮前線は描きません.
ポイント この
運動量流入の
張力は
小さな
重心の