全範囲の総合演習
電磁気の総合問題(2)
著者:柚木芹香
静電場,荷電粒子の
総合演習 41
鏡像への
接地した導体平面を
と
鏡像双極子の
位置・モーメントと,相互作用エネルギー を求めてください.無限遠を 基準とし,電荷を0から 増して 係数を 確かめてください. 高さ一定の
安定な 向きと 鉛直力を 求めてください. 向きを
に固定し,高さ可変の 支持装置を 付けます.重力を 含む装置の 上向き合力は です.安定条件と限界高さを 求めてください. , , で限界の も求めてください.
接地した導体平面 z=0 の上に,長さ a の棒で電荷 ±q を結んだ双極子を置く.中心の高さ h と,+z 方向からの角 θ を示す.右は小問(3)の θ=0 の設定で,支持装置の基準高さ h₀ と与えられた上向き合力 κ(h₀−h) を示す.
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考え方
実電荷一定,導体電位0で,誘導電荷を
鏡像は
電荷の 符号を 反転して 位置を 平面で 反射するから,中心は , .実物の中心で
実電荷を
鏡像を
は で最小, で最大だから,平面に 垂直な 向きが 安定である.そこで を微分して
負号は
とおけば .つり合いは , を満たす.右辺の 微分は なので最大は .つり合いで より, の枝が 安定である.従って
数値は
総合演習 42
加速管の
長さ
速度と
位置を 時刻の 関数と して 求め,出口に 到達する 条件を 求めてください.到達時刻を とし, で を表してください.壁の 条件も 調べてください. 小さい
に対する 磁場上限を 求めてください. , ,出口エネルギー , , で計算してください. , とし,非相対論的な 近似を 確認してください. 前半
の磁場を ,後半を とします.磁場の1次で出口変位を0に する を求めてください.出口の 横速度も0に なりますか.
管軸 x に沿う一様電場 E と,+z 方向の磁場 B を示す.電荷 +e,質量 m のイオンは原点で静止している.管の長さは ℓ,管軸から壁までの距離は b である.下図では x=ℓ/2 を境に前半の磁場 B₁ と後半の磁場 B₂ の領域を示す.
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考え方
磁場は
運動方
程式は , . とすれば ,初速度0から .成分を分けて 積分すると
最大の
等号では
, , とおく.到達式から ,前問の比の 分子・分母は それぞれ , なので,ずれの比は . , より上限は
1次では
. を位置で 積分し,変位を 積分すると
前半と
横速度は
総合演習 43
磁気圧と
長さ
ファラデーの
法則で 磁束保存を 示し,半径 での磁場,磁場エネルギー,磁気圧を 求めてください.一定に する 量も 示してください. 等圧点の
半径 と,散逸なしで最初に 内向き 運動が 止まる 半径 を求めてください. , , , , で両半径と 折り返し時の 磁場を 計算してください. 弱い
機械的減衰を 加え,静止までの 発熱を 求めてください.外圧の 仕事を 含めてください.
薄い導体円筒の初半径 r₀,長さ ℓ,全質量 M_s,内部の一様な軸方向初磁場 B₀ を示す.外部の磁場は0である.一定外圧 p_e は壁の内向きに作用する.断面の両矢印は壁が動径方向に動く模型を表す.
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考え方
磁束一定の
動く
壁に 沿って 一周した の積分は 完全導体では0.ファラデーの 法則から ,従って .
磁束一定での
とおく. から .外圧の仕事は なので
折り返しでは
等圧点で
の最小値は .従って発熱は
外圧の
総合演習 44
共振の
電圧源
複素インピーダンスから
を求めてください. , として,振幅の 変化と 直交成分の 変化が の何次から 始まる か 比べてください.直交成分は 入力に 対する 虚部です. 両端2点を
直線化して を求め,模型との 整合を 確かめてください.
振幅の
減少と 直交成分を まで検出できます.原点付近の 最小変化率・変位を 両方式で 比べ,変化の 符号も 判別できるか 答えてください.
電圧源 V₀ cos ωt,抵抗 R,コイル L(x)=L₀(1+ηx),容量 C を直列につなぐ.抵抗の両端に電圧測定端子を設け,試料の変位 x を添える.ω²L₀C=1 に固定する.下図は入力を実軸とする複素平面の両軸である.
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考え方
, , . とおけば
小さい
, として
表の
とする.振幅方式では より
直交成分方式は