対称性から組み立てる力学(発展)
対称性と保存則の演習
著者:柚木芹香
ラグランジアンを
演習 1
質量
ラグランジアンと3つの
一般化 運動量を 書いてください. 座標軸に
沿う 平行移動,座標軸の まわりの 回転,時刻の ずらしの うち,連続な 対称性と 対応する 保存量を 答えてください.
xy平面の位置エネルギーの等しい楕円を2本と,紙面に垂直なz軸を描く.xとyの向きを示す.
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考え方 場を
, , , . 方向の平行移動と 時刻の ずらしが 残る.したがって と が保存する. 方向の平行移動と,どの 座標軸の まわりの 小さな 回転でも が変わる.角 運動量の 保存は 一般には 言えない.
確かめ:
演習 2
外から
時空の
対称性に よる10個の 保存量を 列挙してください. の重心位置を 求めてください.内部の 運動に よらない 理由も 説明してください.
三角形を作る3粒子と重心Gを描き,慣性系のx,y軸と初めの全運動量の向きだけを示す.
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考え方 重心の
時間の
一様性から の1個,空間の一様性から の3成分,等方性から の3成分,ガリレイの相対性から の3成分で,合計10個.時空の対称性が 保証する10個であり,全員が 独立とは 限らない. なので
より
確かめ:重心速度は
演習 3
平面内の
, が対称性である ことを 示し,保存量を 求めてください. , に座標を 変え,保存量の 意味を 説明してください.
2x−yが一定の平行な直線を描き,それに沿うs軸と垂直なn軸,粒子を示す.
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考え方 2方向の
変換後も
は同じで,速度も 変わらない. , , から が保存する. これは
座標軸の 回転なので, . は循環座標で, が保存し, である.場の等しい 直線に 沿う 運動量が 保存する.
確かめ:元の
演習 4
の運動方程式,一般化 運動量 , を求めてください. 自体は保存しません.保存量を 見つけ,運動の 法則には 時間の 一様性が 残る 理由を 説明してください.
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考え方 全微分は
, なので, ,すなわち .また
と
微分すると
.したがって が保存する. において 時刻を ずらしたときの 変化は だけである.作用の変化は 端点だけで 決まり,運動の 法則は 変わらない.
確かめ:
演習 5
の1次までで を求め, の全微分に なる ことを 示してください. 保存量
を求めてください.さらに から保存量 を求め, , の運動を 再現してください.
横軸t,縦軸xの図に任意の経路と,そこへ小さな余弦波を加えた経路を描く.両端固定の変分とは区別する.
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考え方 両端固定の
なので, . より .正弦波の変換では だから .初期条件から , .2式を組み合わせて
と
確かめ:微分して
ポイント 教える
場を