原子核と素粒子
核反応と粒子生成の演習
著者:柚木芹香
重心
演習 1
静止した
Xの
原子番号を 求めよ. 各
運動エネルギーと 速さの 比を 求めよ.
静止したウラン236核が,バリウム144核と質量数92の核Xへ分裂する模式図.運動エネルギーの和177 MeVは与えられた値である.
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考え方 等しい
.BaをBと
略し, と より .和が なので , . である.和は に戻る. は小さい.
演習 2
世代
世代 | 0 | 1 | 2 |
|---|---|---|---|
平均計数 | 1000 | 1200 | 1440 |
増倍率
と を求めよ. 期待値が2倍以上と
なる 最初の 世代と,定常と なる を求めよ.
中性子が確率pで分裂を起こして平均2.50個を生み,確率1−pで失われる模型.
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考え方 放出数に
.計数比から , . より .最初は第4世代である.一定には が必要で, である.放出数が1を超えても 損失が あれば 増殖しない.
演習 3
質量
衝突後の
速度と 残る エネルギー割合を 求めよ. 以下まで減速する 最小衝突回数を 求めよ.
質量mの中性子が速度vで質量3mの静止核へ正面から入射する.衝突前の配置を示す.
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考え方 速度比の2乗が
衝突後の
核・中性子の 速度を として , .弾性衝突なので .これを連立し , . である. より .最小は10回.9回後は ,10回後は となる.斜めの 衝突では 取り分が 変わる.非相対論式には が小さい 条件が 要る.
演習 4
粒子
慣性質量変化を
無視する 非相対論近似で,入射 運動エネルギー のしきい 値 を求めよ. 全エネルギー
,全運動量 の は重心系でも 不変である.粒子の を使い,厳密な しきい値と 補正を 求めよ.
質量mの入射粒子と質量Mの静止核が2粒子へ変わる.生成粒子の質量の和m+M+δ/c²と,δ=8.50 MeVを示す.
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考え方 しきい値でも
.重心のエネルギーは なので,利用できる分は .よって . , から
しきい値の
補正は
演習 5
重水素核D・
等量混合で
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考え方 密度
演習 6
真
対生成の
条件を 導け.1光子だけでは 生成できない 理由も 述べよ. の光子との 正面衝突の 最小 と, での最小角を 求めよ. とする.
エネルギーE,εの2光子が衝突する.下段で進行方向を同じ始点に移し,その間の角θを示す.
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考え方 重心系の
運動量の
和より .よって .重心系で必要な 最低エネルギーは だから
1光子では
正面では
より .指定値で .よって .同方向なら で,高エネルギーでも生成できない.
ポイント 教える
分裂片への
平均と
しきい値で
核融合模型の