光
偏光と光の強度の演習
著者:柚木芹香
電場の
演習 1
一定の
透過パワー
,明暗の周期,初めて 暗くなる 時刻を 求めよ. 板の1回転中に
通る エネルギーを 求めよ.
光の進行方向から見た初期配置である.入射電場と初期透過軸の角はπ/6で,透過軸は角速度Ωで正方向へ回る.
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考え方 マリュスの
.明暗の周期は .最初の暗さは より である.1回転は
,余弦の積分は0なので .単位はパワーと 時間の 積である.光の 角振動数 に対し,強度の 時間平均には が必要である.
演習 2
糖液は
0 | 0.050 | 0.100 | 0.150 | |
|---|---|---|---|---|
92.0 | 95.0 | 98.0 | 101.0 |
直線の
傾きと 切片を 求め, を推定せよ. 両端の
角に 独立な 不確かさ がある とき,差から 求める の不確かさを 求めよ.差の 不確かさは2乗の 和の 平方根と し, は正確とします.
入射偏光を光路長ℓの糖液に通し,検光子と検出器で測る.角βは検光子の目盛りに対する透過軸の角で,目盛りの基準には未知のずれがある.
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考え方 長さに
最小では
軸と 電場が 直交し, .切片は ,傾きは .中間点もこの 直線に 合い, .切片と の差が 基準の ずれである. . より .結果は .単位も の逆数と 一致する.
演習 3
自然光を
両面の
入射角を 求めよ. のとき,2回反射後の 強度と 入射強度 の比を 求めよ.反射光を 完全に 消す はいくらか.
空気側から2つのガラス面の上面で順に反射する光路と各面の法線を模式的に示す.中間光線はガラス板の外を通り,両入射角はブルースター角である.下の図は中間光線に沿って見た2入射面の角φを示す.
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考え方 最初の
空気の
屈折率を1と すると より .屈折角は で,反射方向と屈折方向は 直交する. 自然光の2成分は
等強度より .第1入射面に垂直な 電場を,第2入射面に 垂直な 軸へ 射影し, を得る.第2反射を 含め . なら0となる.両面が 正確に ブルースター角と いう 条件が 必要である.
演習 4
日光を
入射面
に垂直・平行な 散乱光の 強度比を 求めよ. 検光子を
回した ときの 最大・ 最小強度を とし, を求めよ. で評価し, で空の 偏光方向を 答えよ.
日光は+z方向へ進む.散乱方向sはxz面内にあり,+zとの角をχとする.y方向は入射面の外向きの軸として描く.
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考え方 各入射成分を
成分はそのまま 残る.散乱方向に 垂直な 入射面内の 単位ベクトルは だから, 成分の射影は .各成分の元の 強度を 同じ 係数で と表すと, で,比は である.透過軸が
軸となす角を とすれば .最大は ,最小は より . では . では となり,電場は 太陽・散乱点・観測者を 含む面に 垂直である.前方の で も再現する.多重散乱を 無視するには,光路上で 散乱される 割合が 十分 小さい ことが 必要である.
演習 5
強度
透過強度を
最大に する 角度の 並べ方を 求めよ.固定した 和 に対する を使ってよいとします. 最大強度の
の極限と,減少分の 先頭の 項を 求めよ.各板が 軸に 平行な 光にも 同じ 強度透過率 をもつ場合の 極限も 答えよ. を使ってよいとします.
入射偏光の方向はxで角0に対応する.順に並ぶN枚の板のうち第1,第j,最後の板を抜き出し,任意の中間角と最後の角π/2を示す.
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考え方 投影の
, .2つの差が 異なれば,その 和を 保って 等しく すると 与えた 恒等式の が増す.最大では 全差が 等しく, , である.最大値は となる. より .減少分は である.損失があればさらに を掛けるので 極限は0と なる.近似には と が十分 小さい ことが 必要で,理想化の 有無で 極限が 変わる.
ポイント 教える
電場の
回転の
反射と
多数の