仕事とエネルギー
ポテンシャル図と2次の近似
著者:柚木芹香
前の
数学の 道具
定理 数学の
関数
が
導出.
この
関数 | 近似 |
|---|---|
である.
練習 1.
答え:
練習 2.
答え:
練習 3.
答え:
練習 4.
答え:
例題
例題 1
質量
つり合いの
位置を 求め,それぞれ安定か 不安定かを 答えよ. 原点を
速さ で通過する 粒子の 動く 範囲を 求めよ. 右側の
谷の 底付近での 小さな 運動に ついて,復元力を と書く とき, を求めよ.ただし は谷の 底の 位置と する.
四次ポテンシャルU=ax⁴−bx²とエネルギー線を示す.谷底と転回点には未知の位置を表す記号だけを付ける.
解答を見る
考え方 (1) は
である.これが0になるのは
の3点.
: より不安定(山の頂). : より安定(谷の底).そこでの の値は である.
原点で
なので,全エネルギーは である.転回点は の解で, について2次方 程式を 解くと(正の 解を 採って)
である.
である.
な
例題 2
2つの
で
平衡の
距離 と結合 エネルギー を, で表せ. 平衡点付近の
復元力の 係数 を, と で表せ. アルゴン原子の
間では , 程度である. の値を 求めよ.
原子間ポテンシャルの谷底.\(U(r)=-A/r^6+B/r^{12}\) のグラフ.\(r=r_0\) で最小値 \(-\varepsilon\) をとる.平衡点付近の放物線による近似を破線で重ねて描く.
解答を見る
考え方 (1) は
より ,すなわち である.このとき
なので,結合
である.(1) より なので
また
である.
である.この値を 使う 単振動の 周期は,第7章で 求める.
ポイント ここまでの
関数は
小さな について と近似できる.安定点( )では なので ,復元力の係数は である.ポテンシャル図は,つり合い(
),安定性( の符号),転回点( )の順に 読む. 原子間ポテンシャル
では,平衡の距離は ,結合エネルギーは ,復元力の係数は となる.