運動量と質点系
ロケットの数学と例題
著者:柚木芹香
前の
数学の 道具
定理 数学の
微小量の
と
対数の
である.後者は
練習 1. (1)
練習 2. (1)
練習 3. (1)
答え:練習 1 は (1)
例題
例題 1
噴射速度
(1) 1段式と (2) 2段式の質量の内訳を示す図.荷物,推進剤,構造を色分けした縦長の帯で,2段式は第1段を切り離した後の第2段も描く.
推進剤を
すべて 使い 切る1段の ロケットの 最終速度を 求めよ. 同じ
推進剤と 構造の 質量で2段式に する.第2段の 推進剤を とし,第1段の 推進剤を 使い 切った 時点で 第1段の 構造を 捨てて 第2段に 点火する.最終速度を 求め,(1) と 比べよ.
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考え方 各段の
推進剤を
とすると , .最終質量は なので
第2段は
荷物を 含めて .第1段の推進剤を とすると,第1段の 燃焼後の 質量は より (推進剤の合計は (1) と 同じ).燃焼後の 質量は なので
第2段は
最終速度は
例題 2
水平な
水平なベルトコンベアと,真上のホッパーから落ちる砂.ベルト上の砂は右向きに速さ \(v\) で動き,ベルトを右向きに引く力 \(F\) を矢印で示す.
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考え方 微小時間
である.
例題 3
質量
燃焼中は質量の減少とともに傾きが増す下に凸の速度曲線.終了後は傾き−gの直線となる.
燃焼時間と
燃焼終了時の 速さを 求めよ. 燃焼終了までに
上昇した 高さを 求めよ.
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考え方 質量は
質量が
になるのは のときで である.このとき
とおくと . は 1 から まで変わるので
括弧の
ポイント ここまでの
微小量の
積 は, で割って 極限を とると 消えるので 落と して よい.変化は1次の 項だけを 残す. 毎秒
の割合で 噴射すると .高さは を使って 求める. 多段ロケットは,空の
構造を 捨てて 質量比を 稼ぐので,同じ 推進剤でも 最終速度が 大きい. 砂を
受ける ベルトでは の力が 要る.