振動
フックの法則と単振動の演習
著者:柚木芹香
つり合いの
演習 1
滑らかな
角
振動数と 周期,位置 を求めよ. 放した
瞬間と 初めて 原点を 通る 瞬間の 速度,加速度を 求めよ.
水平ばねの自然長の位置を0とし,物体を右へ0.040 mずらして静かに放す.右向きのx軸を示す.
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考え方 初速度0と
, . , なので , であり, (位置はm,時刻はs)となる. , である.放した瞬間は , .最初の原点通過は で, , .原点で力が0でも,それまでに 得た 速度は 残るので 静止しない.
演習 2
角
の係数を 求めよ. の と の範囲の を求め,最初に 左端へ達する 時刻を 求めよ.
原点の左0.060 mにある物体に,左向き0.40 m/sの初速度を与える.青い矢印は既知の速度だけを示す.
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考え方 正弦の
, より , .したがって である. . , なので第2象限に あり, .左端では位相が となるので,最初の 到達時刻は である.時刻0で左へ 動く ことと,直後に 左端へ達する ことが 整合する. に の整数倍を 足しても 運動は 同じである.
演習 3
質量
での運動エネルギーと 弾性エネルギーの 比,速さを 求めよ. から静かに 放した とき,初めて に達するまでの 時間を 求めよ.振幅を2倍に し,同じ 割合の 位置へ達する 時間は どう 変わるか.
一直線上に−A,0,A/2,Aを示す.物体は右の転回点Aで静かに放される.
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考え方 速さには
全エネルギーは
. では , だから . より速さは ,ただし である.この位置で 右へ 進む 場合も 左へ 進む 場合も 速さは 等しい. に代入すると .最初は なので .振幅を2倍にして まで戻る 場合も 位相条件は 同じで,時間は 変わらない.移動距離だけでなく 速さも2倍に なる ためであり,エネルギーは4倍に なる.
演習 4
鉛直に
つり合いの
伸び と, の時間変化を 求めよ. 振幅と
最大の 伸びを 求めよ.また,物体が 自然長より 上へ達するか 判定せよ.
天井からつるしたばねの自然長の位置で,物体へ下向きの初速度uを与える.下向き座標yとつり合い位置dを示す.
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考え方 重力を
より . だから , . , より である.合成した
振幅は ,最大の伸びは .最小は なので自然長より 上へ達する.これは 圧縮も 許す 仮定に よる.つり合いから 測る エネルギー の初期値が となる ことでも 検算できる.
演習 5
水平ばねに
力積直後の
速度と 新しい 振幅を 求めよ. 完全に
停止させる と,振幅が元と 等しくなる 正の を求めよ.それぞれの 力学的エネルギーの 変化も 求めよ.
水平ばねの物体が原点を左向きに通るとき,右向きに短い力積Jを加える.青が作用前の速度,赤が力積である.
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考え方 短い
とすると 直前の 速度は . より .原点で速度を 与えた 単 振動の 振幅は である.停止には
が必要で,その 後は つり合い 位置に と どまる.エネルギー変化は . の正の 解は で,速度が から に反転し,エネルギー変化は0である.一般には となるので,右向きの 力積を 加えても 必ず エネルギーが 増えるわけではない.
ポイント 教える
原点で
力が0に なる ことと,原点で 止まる ことを 区別させる. 初期位相は
正弦と 余弦の 両方の 符号から 説明させる. 鉛直ばねでは
自然長,つり合い 位置,転回点を 別々に 示させる. 力積の
前後に エネルギー保存を 使わず,運動量変化を 使う 理由を 問う.