振動
2階の微分方程式と三角関数の合成
著者:柚木芹香
前の
定理 数学の
重ね合わせ.
一般解.
で,定数は2つである.
初期条件.
三角関数の
である.
係数平面の点(C₁,−C₂)へ向かうベクトル.原点からの長さが合成振幅A,正の横軸からの角が初期位相φである.
練習 1. (1)
答え:(1)
練習 2. (1)
答え:(1)
練習 3.
答え:
例題
例題 1
なめらかな
水平ばねにつながる質量0.20 kgの物体.初期位置は原点の右0.030 m,初速度は青矢印の向きに0.80 m/sである.
周期
を求めよ. 位置
を の形で 求めよ. 速さの
最大値と,加速度の 大きさの 最大値を 求めよ.
解答を見る
考え方 一般解に
, . , . , , より .
, .
例題 2
天井から
同じ高さの天井からつるしたばねを,自然長,つり合い,最下点の順に並べる.破線は共通の自然長位置で,最下点の伸びは未知とする.
つり合いの
位置での 伸び を求めよ. が単振動の 方程式を 満たす ことを 示し,周期を 求めよ. 振幅と,最下点でのばねの
伸びを 求めよ. 月面(重力加速度は
)での周期は.
解答を見る
考え方 つり合いの
より . に を使うと . は定数で だから .つり合いの位置の まわりの 単振動で, , .放した
瞬間は ,速度は 0 なので,振幅は .最下点は なので,伸びは .周期の
式に は入らないので,同じ (振幅だけが になる).
例題 3
なめらかな
弾性エネルギーの放物線に全エネルギーの水平線を重ねる.正の位置x=0.020 mに縦の破線を置くが,エネルギー差の値は示さない.
力学的エネルギーと,速さの
最大値を 求めよ. での速さを 求めよ.
解答を見る
考え方 時刻を
端では
なので .中心で運動エネルギーが になるので ( と一致). より .よって .
ポイント ここまでの
は線形で,解の 重ね合わせも 解に なる.一般解は (定数は2つ). , .合成:
, , .鉛直ばねは,つり合いの
位置から 測ると 重力が 消える.周期は によらない. 位置から
速さは .