対称性から組み立てる力学(発展)
状態と運動の法則の演習
著者:柚木芹香
与えられた
演習 1
半径
自由度と
状態の 変数の 数を 答えてください. 角だけで
状態が 分かりますか.加速度も 独立に 指定しますか.
固定球面の中心から点 P へ半径を引く.θは鉛直上向きからの角,φは水平面内の x 軸からの角である.
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考え方 状態には
自由度は2,状態は
の4つの数で 決まる. 角だけでは
足りず, も要る.加速度は,運動の 法則に 状態と 時刻を 代入して 求まり,独立には 指定しない.
確かめ:極では
演習 2
直線上の
位置と
速度の 時間変化を 求めてください. , , のとき, 後の状態と,長時間後に 近づく 位置を 求めてください.
直線上の位置 x₀ に粒子を置き,右向きの初期速度 v₀ を示す.その後の位置は示さない.
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考え方 まず
とおくと より .積分して
と
なので,位置は約 ,速度は約 .長時間後の位置は に近づく.
確かめ:速度を
演習 3
各段の
位置と 速度を 表に してください.どちらの 更新にも 更新前の 値を 使います. 正確な
解と 比べ,誤差の 向きを 説明してください.異なる 時刻に 同じ状態なら,加速度も 同じですか.
時刻を h ずつ進め,各時刻の位置と速度から次の状態を求める.数値結果は入れない.
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考え方
更新式から
次の 表を 得る.途中は 丸めない.
時刻(s) | 位置(m) | 速度(m s⁻¹) |
|---|---|---|
0 | 0.100 | 0.200 |
0.10 | 0.120 | 0.200 |
0.20 | 0.140 | 0.260 |
0.30 | 0.166 | 0.380 |
積分して
, .正確な値は , で,近似値の誤差は , .増加する加速度と 速度を 各段の 初めの 値で 代用する ため,両方とも 小さく 見積もる.加速度 は,状態が同じでも 時刻が 異なれば 異なる.
確かめ:初めの
演習 4
平面内の
速度,位置,軌跡を
求めてください. 初めて
原点へ 戻る 時刻に,状態も 戻りますか.別の 初期速度で,位置が 同じで 状態が 違う例を 作ってください.
xy 平面の原点に粒子を置き,初期速度 u だけを右向きに描く.軌跡は描かない.
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考え方 速度の
, とすると , , .よって , .積分して
を
最初の
復帰は で,速度も に戻る.初期速度を に選べば,同じ 時刻0に 同じ 原点に いるが 状態は 異なり,円の 半径も2倍と なる.
確かめ:速度の
演習 5
を で表してください. でも になりえますか. , , のとき, 後の状態を 求めてください. を外しても, は配置を ただ1通りに 指定しますか.
x の等間隔の目盛りを,q=x²/a の目盛りへ対応させる.同じ配置でも座標の増え方は異なる.
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考え方 座標を2回微分する.加速度が
, . と を代入して
を
, . から, , .正負両方の を許すと と が同じ を与え,配置を 区別できない.
確かめ:初めの
ポイント 教える
配置と