力と運動の法則
力のつり合いの演習
著者:柚木芹香
成分に
演習
演習 1
物体に
原点の物体に働くF₁=(3.0,4.0) NとF₂=(−1.0,2.0) Nを示す.第三の力は描かない.
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つり合いの
である.
演習 2
質量
同じ長さの二本の糸で質量3.0 kgの物体を吊るす.二本のなす角をθとする.
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各糸は
: (ちょうど ). : .開き方を大きく すると 張力が 急に 大きくなる.
演習 3
傾き
糸の
張力と 垂直抗力を 求めよ. 糸を
斜面から 角 だけ持ち上げる向きに 引いても 静止させる とき,張力と 垂直抗力を の式で 表し,垂直抗力が0に なる を求めよ.
30°の斜面に平行な糸と,斜面から角φだけ持ち上げた糸で支える場合を並べる.
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斜面に
平行な 方向の つり合いは ,垂直な方向の つり合いは である.斜面に
平行な 方向: .垂直な方向: .よって
演習 4
長さ
同じ高さの二点に固定した長さLの糸に輪を通し,質量mのおもりを吊るす.支持点間の距離dを示す.
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滑らかな
である.
演習 5
質量
V字の溝に滑らかな球が置かれている.左の斜面は水平から角α,右の斜面は水平から角β.球の中心から,重力mgが下向き,左の斜面からの垂直抗力N1が斜面に垂直で鉛直から右へα傾いた向き,右の斜面からの垂直抗力N2が斜面に垂直で鉛直から左へβ傾いた向きに働く.
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球に
である.第1式から
である(
検算:
演習 6
同じ
鎖の
各点での 張力の 水平成分は 一定である ことを 示せ. 最も
低い点での 張力 と,端での張力 を で表せ. 鎖上の
点で,鎖の 向きが 水平から 角 のとき,その 点の 張力 を と で表せ.
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鎖の最低点から弧長sの部分を取り出し,両端の張力T₀,Tと重力λsgを示す.
鎖の
この
部分が 静止している ことから,水平方 向の つり合いは .重力に水平成分が ないので,どの 点でも 張力の 水平成分は で一定である. 同じ
部分の 鉛直方向の つり合いは .鎖の端(片側全体,質量 )では なので
である.
より
.また とも書ける. が大きい 点(端に 近い点)ほど 張力が 大きい. (水平に近づける)で になるのは,ハンモックの 結果と 同じである.
ポイント 教える
導入の
ハンモックは,式を 出す前に「なぜだと 思うか」と 聞く.「体重を 支える 役に 立つ成分は 鉛直成分だけ」に 自分で 気づけると,この 節の 半分は 終わっている. 多い
間違いは,力を 分解せずに 大きさだけ足し合わせる ことと,角度の 取り 方(水平から 測るか,鉛直から 測るか)の 取り違えである. と のどちらが 付くかは,極端な 角(0°や90°)で 確かめさせると 身に つく. つり合いの
問題は,本文の 手順(物体を 決める,自由体図に 力を 全部 描く,軸ごとに 合力が0,極端な 場合で 検算)で 確かめさせる. 理解の
確かめ:糸の 張力が「糸の どこでも 同じ」で なくなるのは いつか(糸の 質量が 無視できない とき,例えば鎖の 演習)を 聞くと,仮定の 意味が 見える.剛体の つり合い(トルク)は 後の 章で 扱うと,予告しておく.