仕事とエネルギー
第6章のまとめ
著者:柚木芹香
この
定義と 法則
定義 仕事・仕事率・
仕事:力
が物体を だけ動かすときの仕事は .一定の力では である.運動の向きに 垂直な 力は 仕事を しない. 仕事率:
.単位は である.運動エネルギー:
.
法則 仕事と
物体の
運動方程式
定義 保存力と
物体を
と
法則 力学的エネルギー保存則
保存力だけが
法則 相対
全質量
である.外力が
公式 衝突の
正面衝突:
.弾性ならGに関する 点対称である. 静止した的への
弾性衝突:的の 反跳角は ,エネルギー移行率は .正面衝突で最大と なる. では的が静止して 角度は 定まらない. 等質量なら,両球の
速度が0で ない とき直角に 分かれる. なら接線から .角度の換算は で,象限は速度成 分から 決める. 分裂の
円:中心はG,半径は 重心系の 速さ . なら . なら全方 向, なら前方に 飛び,直角は 速さ0へ 近づく 極限である.
主な 公式
量 | 式 |
|---|---|
重力の | |
ばねの | |
万有引力の | |
熱 | |
効率 |
手順
ポイント エネルギーで
状態を2つ
決める(始めと 終わり).図に 描き,基準の 高さを 決める. 働く
力を,保存力・非保存力・仕事を しない 力(運動に 垂直な 力.固定された 面の 垂直抗力や 固定点からの 糸の 張力など)に 分ける. 非保存力が
仕事を しないなら が一定.するなら とおく.ループの
頂点で など,条件があれば 加える.力 その もの や 時間を 知りたい ときは 運動方程式(または 速度と 時間を 結ぶ 追加の 計算),衝突では 運動量保存を 使う. 単位・符号・極端な
場合で 検算する.
ポイント ポテンシャル図の
ポイント ニュートンダイアグラムの
Oから
衝突前の 速度を 描き,先端を , とする. となるGを 打つ. で,運動量保存によりGは 動かない. Gを
中心に 各先端を 通る 円を 描く.相対速さが 倍なら半径も 倍にする(弾性では ,正面衝突では ). から角 の方向に ,Gをはさんだ 反対側に を置く.Oから 両点への 矢印が 衝突後の 速度である.
各節の 問いへの 答え
仕事と
運動エネルギー:荷物を 持って 水平な 道を 歩く とき,荷物を 支える 力は 運動の 向きに 垂直なので, で荷物への 仕事は0である.階段では 変位に 力の 向きの 成分(高さの 増加)が あるので 仕事を する.疲れるのは,荷物への 仕事とは 別に,筋肉が 力を 出し続けるだけで 体の 中の エネルギーを 使うからである. 保存力と
ポテンシャルエネルギー:重力に 逆らってする 仕事は,どちらの 道でも で等しい.重力が 保存力で,仕事が 高さの 差だけで 決まるからである.下りでは 重力が 逆の の仕事を する.動摩擦の 仕事は 道のりで 変わる. エネルギー保存の
使い方:半径 のループを 回り 切るには,頂点で ,つまり が必要である.エネルギー保存と 合わせると,最低でも ループの 最下点から の高さから 出発しなければならない. ポテンシャル図:原子間の
は,近距離の斥力と 遠距離の 引力の ために 中間に 谷を もつ.その 底 が安定な つり合いの 距離で, の原子は 谷に 閉じ込められて 結合した 状態に なる(遠くから 近づく 原子が そうなるには,余った エネルギーを 外へ渡す過程が 要る). 重心
運動と 相対 運動の エネルギー:等質量の 車が 速さ ずつで向かい合う 場合も,静止した車に 速さ で当たる 場合も,相対速さは .一体になると 失う エネルギーは で等しい. ニュートンダイアグラム:等質量で
的が 静止した 弾性衝突では,2つの 円が 一致してOを 通る.衝突後の 先端を 結ぶ 線は 直径なので,タレスの 定理に より,両球が 動く 場合の 速度のなす角は 直角である. 衝突を
ニュートンダイアグラムで 語り直す: ではOが入射球の 円の 外に ある.接線が 最大の 曲がりを 与え, より限界は となる. エネルギーの
諸形態:ブレーキで 止まった 車の 運動エネルギーは,ブレーキの 分子の 乱雑な 運動の エネルギー(内部 エネルギー)の 増加に 変わり,その 一部は 温度差に よって 周りへ熱と して 移った.エネルギーは 消えず,形を 変えただけで,周りと 同じ 温度まで 広がった ものは 仕事に 戻せない.
この 章で 使った 数学
内積,変数の