全範囲の総合演習
東大後期の過去問を発展させる(1)
著者:柚木芹香
東大後期の
総合演習 1
回転する
無重力
相対
運動の 運動エネルギーと 角運動量 , と仕事を 求めよ. 力積後の
有効ポテンシャルから,円軌道半径 を1次まで,半径振動の 角振動数 を最低次で 求めよ. 力積直後を
とし, と角速度を1次まで 求めよ. で角振動数と 最大伸びを 計算せよ. 半径
振動の エネルギーを2次まで 求めよ.同じ 増分を 時間 で与え,振動を 小さく する 条件を 述べよ.
二球,間隔a,重心からの距離,接線速度を描く.逆向きの力積と角θを示す.
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考え方
全力積は0で
重心からの
距離は だから
つり合いは
.最小の条件 を初状態から 展開すると
曲率は
なので
最小点からの
初期変位が だから
近似は
総合演習 2
電源に
水平筒の
電荷
一定の引力を エネルギーから 導き,等温の 平衡位置と 角振動数を 求めよ. 電圧
一定の引力を,電源の 仕事を 含めて 導け.平衡位置,安定性,臨界電圧 を求めよ. 振動中だけ可逆断熱に
なる 場合の 角振動数を 求め,等温の 臨界位置でも 復元力が ある ことを 示せ.熱交換時間 ,音速 で両近似の 条件を 述べよ.
水平筒の極板,気体,外圧p_aと間隔xを描く.電荷固定と電源接続を並べる.
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考え方
力の
より外向きの 力は .気体の力 とつり合わせ, で線形化すると
電源の
仕事 から場の 増加 を引くと 極板の 仕事に なる.外向きの 力は . , , とおくと合力は .従って
平衡では
平衡圧を
,変位を とし .気体の力の 傾きは ,電気力の傾きは だから
等温の
総合演習 3
発熱する
温度
電力 | ||
|---|---|---|
25 | 30 | 10 |
50 | 40 | 20 |
100 | 60 | 40 |
表から
を決めよ.一定電流 で加熱する 場合の 温度の 微分方 程式を 立て,定常温度と 安定性の 条件を 求めよ. 起電力
,直列抵抗 の電源に つなぎます. で定常式を 作り,解の 一意性を 示せ. 温度の
ずれが 減る 時定数を 求めよ. で温度上昇,電流,時定数を 求めよ. 定常温度上昇を
以下とする 最大起電力を 求めよ. の極限と 一定 電流の 暴走の 関係を 説明せよ.
電源,直列抵抗R_s,抵抗体を描く.外界への放熱G_hθを示す.
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考え方
発熱と
表の
傾きと 切片より , より .収支は
電流は
,発熱は .定常式は
右辺は
発熱の
温度微分 と定常式を 使い
上限で
.温度は起電力とともに 増すから
電流は
線形化には
総合演習 4
電子捕獲の
静止した
を求め,反跳補正前の から への遷移エネルギー から を求めよ. ニュートリノの
エネルギーと Y の 反跳を, の最初の 補正まで 求めよ. 原子の
速度 と射出光子の 角を とします.ドップラー効果と光子反跳の1次まで エネルギーを 求め,捕獲直後の 範囲を 求めよ. 放射時刻の
確率密度が ,媒質中で捕獲に よる 速度が とします.一定方向の平均ドップラーずれを 求め, の値と の熱的な 標準偏差を 比べよ.
捕獲前後の原子,ニュートリノ,反跳するY,後から出る光子を描く.速度uと光子の角θを示す.
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考え方
核の
陽子が
電子を 捕獲して 中性子に 変わり, .準位差は .従って , .Y の
運動量の 大きさは .保存則 を1次補正まで解くと
原子の
運動量は 放射で から に変わる.運動エネルギーの 差を 含めると
範囲は
時間で
平均して
近似には