運動を記述する
等加速度運動と自由落下の演習
著者:柚木芹香
まず
演習
演習 1
斜面上で
斜面の出発点からの測定位置と,毎秒20 gずつ流出する水時計を示す.
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考え方 等加速度で
は , , , と一定である. が ,つまり に比例するので,等加速度 運動と 考えてよい.隣り合う 区間の 距離も で, に並ぶ. は に当たる. より, .自由落下の加速度の およそ4 %で,球の 動きは 自由落下より ずっと ゆっくりである.
演習 2
高さ
同じ高さ44.1 mからAを静かに放し,1.0 s後にBを下向きの初速度v₀で投げる.
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考え方 Aの
Aは
より で着く.Bの 落下時間は .Bについて なので, ,約 .A:
.B: .約 と で,後から投げたBの ほうが 少し 速い.
演習 3
高さ
高さHの球Pを静かに放すと同時に,真下の地面から球Qを上向きに投げる.
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考え方 2つの
上
向きを 正と し,地面を 原点に とる.Pの 高さは ,Qの高さは . とおくと が消えて となり,出会う 時刻は .高さは .出会う
高さが0以上であればよい. より , . なら .出会う時刻が によらないのは,Qから 見るとPが 一定の 速さ で近づいてくるからである(相対 運動は この 章の「相対 運動」の 節で 扱う).
演習 4
深い
井戸の口から落とす石と,水面から口へ伝わる音を示す.深さをhとする.
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考え方 音が
石の
である.数値を
である(負の
音の
演習 5
一定の
高さ2.4 mのエレベーターで,天井のボルトが外れる瞬間を示す.ボルトは上向きの速度を引き継ぐ.
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考え方 外れた
外れた
床の
高さは ,ボルトの高さは .ボルトが床に 着くのは のときで, の項が 消えて
と
変位は
,すなわち下向きに である.ボルトは初め上 向きに 動くので,最高点までの 時間 は より短く,いったん 上がってから 落ちる.上昇する 高さは .最高点から終点まで 下がる 距離は .道のりは ,約 である.
床が
ポイント 教える
問いかけ:「時計が
ない とき,何を 比べれば 等加速度だと 言えるか」と 聞く.時間 その ものでなく 時間の 比で 足りる こと,距離の 比が になることに 気づくかを 見る. つまずき:符号である.上
向きを 正に とったら になる こと,最高点で0に なるのは 速度だけで 加速度は のままである ことを,式と 図で 確認させる. 2次方
程式の 解:高さを 指定された 時刻が2つ出る 理由を「上りと 下りで2度通る」と 説明させ,落下時間で 負の 解を 捨てる 理由も 問う. 理解の
確かめ:「2倍の 高さから 落とすと,落下時間は 何倍か」を 式を 書かずに 答えさせる. 倍と答えられれば が分かっている.