仕事とエネルギー
仕事と内積・積分
著者:柚木芹香
内積と,仕事の
内積と 仕事の 積分
定理 数学の
第3章で
内積の
で
成分
である.
仕事の
練習 1.
, の内積と,なす角の 余弦を 求めよ. 直線上で
力 ( は の数値)を 受けて, から まで動く間の 仕事を 求めよ.
答え:(1)
練習 2. (1)
答え:(1)
例題
例題 1
傾き
斜面での力と変位.傾き \(30^\circ\) の斜面上の物体を,斜面に平行な力で押し上げる.重力・垂直抗力・摩擦力・押す力を矢印で示し,移動距離 \(4.0\,\mathrm{m}\) を記入する.
押す力
を求めよ. 押す力,重力,垂直抗力,摩擦力が
する 仕事を それぞれ求め,合計が 仕事と 運動エネルギーの 定理と 合う ことを 確かめよ.
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考え方 一定の
垂直方向の
つり合いから ,動摩擦力は (斜面を下る 向き).平行方向の つり合いから .変位は
斜面を 上る 向きに .押す力は同じ 向きで .重力の斜面方向の 成分 は逆向きで .垂直抗力は変位に 垂直で .摩擦力は逆向きで .合計は で, と合う.同じ 高さまで 真上に 持ち上げる 仕事 より,摩擦の分 だけ多い.
例題 2
ばねが
ばねの自然長と伸び.水平な床の上で,一端を壁に固定したばねと物体.自然長の位置と伸ばした位置を並べて示す.
ばねを
自然長から ゆっくり 伸ばすとき,手が する 仕事を 求めよ. その
位置で,なめらかな 床の 上の 質量 の物体(ばねの 端に つながっている)を 静かに 放す.自然長を 通る ときの 速さを 求めよ.
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考え方 力が
ゆっくり伸ばすので,手の
力は ばねの 力 とつり合う.
一般に,伸び
放した後は,ばねの
力だけが 仕事を する. から まで動く間に
仕事と
例題 3
2本の積分経路.\(xy\) 平面に,O,A\((1,0)\),B\((1,1)\) を示している.経路1(O から A を通って B へ)を実線,経路2(O から B へ直線)を破線で示す.力の矢印は描かない.
経路1:O から A
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考え方 各区間で
経路1:O→A では
経路2:
始点と
ポイント ここまでの
内積は
.垂直なら .仕事は力と 変位の 内積. 曲がった
経路は で表し, を の積分として 計算する. ばねを
伸びゼロから まで伸ばす仕事は .力に
よっては,始点と 終点が 同じでも 仕事が 経路で 変わる(例題 3).