第28章 電磁気と波の総合演習
01場の重ね合わせと対称性
第20章の
総合演習 1
2つの
半径
同符号に帯電した2つのリングと軸上の粒子を描く.半径 \(R\),中心の位置 \(\pm a\),粒子の座標 \(z\),案内を示す.
無限遠を
基準に した軸上の 電位 と電場 を求めよ.原点の つり合いが 軸方向に 安定と なる の範囲と,小 振動の 角振動数を 求めよ. 小
振動の 線形の 復元力が 消える ときの を とします.その配置で 粒子の 位置エネルギーを と展開し, を求めよ.振幅 から静かに 放した 運動の 周期を 定積分で 表し, を用いて 係数を 評価してください. とします.間隔を
少し 増し , が十分 小さい 場合,原点近くの 新しい つり合い 位置と 各位置の 小振動の 角振動数を 求めよ.また, で次の 周期を 測りました.線形の 単振動模型と4次の 位置エネルギーの 模型を 比較し,後者から を決める 式を 示せ.最後に,案内を 外した 場合の 安定性を 検討せよ.
振幅 | 周期( |
|---|---|
解答を見る
考え方
リングの
一方の
リングでは であり,電荷を積分すると となる.したがって
偶関数の
一つの
リングの 距離因子を4階微分すると, で となる.両リングの 寄与を 足して で割り, を入れると
2次の
四分の
振幅を0に
で なので,曲率の分母の 変化は1次の に寄与しない. と置くと
停留条件
を
測定の
で
間隔に
軸上では
総合演習 2
浮いた導体板の
面積
3枚の導体板,中央板のばねと水平案内,外板間の理想電源を描く.外板の電位,左右の間隔 \(d+x\),\(d-x\),中央板の全電荷 \(Q\) を示す.
中央板の
電位 と左右の 隙間の 電場 を,右向きを正と して 求めよ.中央板の 左右の 面の 電荷の 和が であることを 確かめよ. 片側の
電場に よる 圧力 を用い,中央板への 電気力とばねを 含めた 運動方 程式を 求めよ.安定な 平衡位置,振動数,板に 接触せずに 振動する 振幅の 条件を 示せ. 中央板を
から へゆっくり動かします.電場の エネルギー変化,電源の 仕事,外力の 仕事を 求め,電場の エネルギーだけを 微分すると 誤る 理由を 示せ.次に のまま を増す 操作と, のまま を増す 操作を 比較し,どちらが 小振動数を 下げるか 説明せよ.
解答を見る
考え方
中央の
左右の
容量は , .中央板の電荷保存は
両辺に
電位が
中央板の
右面の
圧力は 右向き,左面の 圧力は 左向きなので,
従って
両隙間の
場を 積分した エネルギーは
よって
右外板の
速度を
この
総合演習 3
逆1乗の
半径
負に帯電した円筒の断面と外側の粒子を描く.表面半径 \(a\),粒子の極座標 \(r,\theta\),初期速度の径方向と接線方向の成分を示す.
円筒を
囲むガウス面から 外部の 電場を 求めよ.表面の 電位を0とした 粒子の 位置エネルギーと,径方向の 運動に 用いる 有効ポテンシャルを 導いてください. 円軌道の
半径 ,速さ,角振動数を 求めよ. の場合に,円軌道の 近くの 径方向 振動が 安定である ことを 示し,径方向の 角振動数と 公転の 角振動数の 比を 求めよ. 円軌道の
位置で 接線速度を 変えず,径方向だけに 速さ を与えます.表面に 衝突せず 運動する の厳密な 条件を 求めよ.さらに 微小な 径方向 振動で,連続する 最接近点の 間の 方位角を 求め,軌道が 一般には 閉じない 理由を 説明せよ.
解答を見る
考え方
ガウスの
半径
,長さ の円筒面では 電場は 径方向で 側面上 一定,端面の 流束は0である.外向きを 正と すると
表面からの
接線速度は
遠心力の
より
円軌道の
付与する
エネルギーは で,角運動量は変わらない. では で有効ポテンシャルは 内側へ 向かって増す.表面の 高さに 達しなければ 衝突しないので,必要十分な 条件は
右辺の
小
02回路の中のエネルギー
第20章の
総合演習 4
一方
容量
共通の下側導体と2つのコンデンサーを描き,上側極板間に抵抗,コイル,スイッチを直列に置く.1から2への正電流と初電位を示す.
電荷保存から
電位差 と電流 を求めよ.特性方 程式を 複素数の 根で 解いてください.十分後の 共通電位と 発熱も 求めよ. 直列に
理想ダイオードを 加え,1から2への 電流だけを 許します.順方向の 電圧降下と 逆電流は0です.最初の 電流0で 遮断されると して,停止後の 両電位,全ジュール熱,コンデンサーに 残る エネルギーを 求めよ. , , , , , で数値も 求めよ. ダイオードの
順方向に 一定の 電圧 を消費する 模型へ 変えます. として,停止時の 電位差,ダイオードが 受け取る エネルギー,抵抗の 発熱を 求めよ.抵抗だけの 接続と 損失を 比較せよ.
解答を見る
考え方
ダイオードは
上側電荷は
, で, , .よって 一定であり, と置けば
回路の
全電気エネルギーは
十分後は
で なので,この間の解は(1)と 同じ. , と置くと, , .このあと 逆電流を 遮断する.最終電位は
コンデンサーの
数値では
導通中は
. と置くと(1)と 同じ 方程式で,初期値を に替えればよい.停止時刻は 同じで,
発熱は
と
理想ダイオードで
総合演習 5
結合
一次側に
電源と直列の \(R_1,L_1,C\),別の閉回路の \(L_2,R_2\) を描き,相互インダクタンス \(M\) と指定された正電流の向きを示す.
複素数で
回路の 式を 立て,二次電流と 一次の 入力インピーダンスを 求めよ.二次側の 寄与の 実部と 虚部を 分離せよ. 一次
電流が 電源と 同位相と なるよう を調整します.二次電力と 電源出力の 平均を 求めよ. , , で,電流振幅の比が と測定されました.他の 誤差を 無視し, と誤差上限を 推定せよ.位相差の 予測も 示せ. , , , , , とします.各 ごとに を調整する とき,二次電力を 最大に する と対応する ,最大電力を求めよ.一次電流の 振幅を 一定に する 場合の 最適値との 違いも 説明せよ.
解答を見る
考え方
線形な
と置くと,
従って
同位相の
条件は なので,
電源の
振幅の
電圧振幅一定での
電力は
を
一次電流固定では
総合演習 6
漏れ電流は
面積
容量 \(C\) と温度依存の漏れ抵抗を並列に表し,断熱容器内の材料を描く.充電用電源の切り離しと,後半の放熱部の接続を示す.
電圧
と温度上昇 の連立方程式を 立て,全エネルギー保存から を で表せ. , と置き,時刻を の定積分で 表せ.初期の 時定数の 形状依存も 調べよ. 放電中の
漏れ電流が 初めより 増す条件,最大と なる 電圧を 求めよ. , , , , で最大電流と 最終温度上昇を 求めよ. 今度は
同じ 装置を 理想電源に つなぎ,電圧 を一定に 保ちます.環境への 放熱率を として,温度平衡と 安定性を 調べよ.平衡が 消える 電圧を 求め,断熱放電との 違いを 電源の 仕事から 説明せよ.式の 実験的な 適用範囲を 越えた 温度に ついて 何が いえるかも 述べよ.
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考え方
孤立系では
漏れ電流は
なので,
第1式に
変数を
初期値は
電流は
. であり, は時間とともに 減る. なら初めの 電流は 増え, で最大と なる. なら最大は 初期値である.従って 増加する 場合,
数値では
電圧固定では
. , とすると
左辺は
臨界電圧は
熱は
03場の中の荷電粒子
第20章の
総合演習 7
速度の
長さ \(\ell\) の場の領域と上下の壁を描く.入射点,初速度,電場の上向き,磁場の紙面手前向き,壁の位置 \(\pm h\) を示す.
ローレンツ力の
成分から を求めよ.複素数 を用いてよい ものとします.単調な 前進と,電場の 仕事に よる 運動エネルギー変化を 確かめよ. のとき,壁に 触れずに によらず 同じ 出口点を 通る ことを 示し,出射速度と 通過できる の条件を 求めよ. に変更した 場合の 出射位置と 速度,速度選択の 方法を 示せ. 最初と
次の 集束を 領域長 を変えて 観測しました. , , とし,他の 誤差は 無視します.比電荷と 誤差を 求めよ.また 最初の 集束長から だけずれた出口で,出射位置と 方向の 誤差の 先頭の 項を 求めよ.位置測定だけでの 調整の 難しさを 説明せよ.
解答を見る
考え方
非相対論的な
成分の
式は , .従って , より となる.実部と 虚部を 積分すると
では , .これが最初の 出口通過で,出射速度は に戻る.途中の 最大変位は なので,通過するには
が
半分の
の粒子を 複数の 速度で 観測すれば,全周期の 整数倍で 出口が 集束する.従って 間隔 は で,
数値は
位置は
総合演習 8
平行な
一様な
を
共通の \(z\) 軸方向に向く電場と磁場,原点で \(x\) 方向へ与える運動量 \(p_0\) を描く.座標軸と場の領域を示す.
横方向の
運動量の 大きさが 保存する ことを 示し, , , を求めよ.電場の 仕事と 全エネルギー増加の 一致も 確かめよ. , , と置き,回転角 と を求めよ. を用いてよい ものとします. となる 時刻 と位置 を求め,1回転で 進む 方向の距離が 増す ことを 示せ.最初の1回転だけ と近似した 周期を とします. のとき,厳密な と,厳密な の一定 の予測に 対する 比を 求めよ.半径が 一定でも 補正が 要る 理由と 近似条件を 説明せよ.
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考え方
重力,放射,相互作用を
横成分の
式は , .従って
であり,
全エネルギー増加は
横成分を
複素数で まとめると, .従って
投影は
と置く. を指数関数に 直し, も使うと
従って
一定
一定
総合演習 9
周期の
一様な
から
共通の間隙に接する円軌道を数本と交流電源を描く.一定の磁場,加速間隙,通過ごとの位相 \(\phi\) を示す.
周期を
と表し, を求めよ.同期する 粒子は 各間隙で 同じ位相 を持ち,1回ごとに 周期が 整数 倍の だけ増すとします.必要なエネルギー増分 と電圧振幅を 求めよ.初回直前の 周期も 整数倍でなければならない 理由を 述べよ. , , , とします.初回直前の周期を に選び,運動エネルギーが 初めて 以上となる 通過回数と,その 直後の 軌道半径を 求めよ. , , , を用います. 同期からの
微小なずれを 考えます.第 回の通過時の 位相偏差を ,直後のエネルギー偏差を とします.微小偏差の更新式から だけの差分方 程式を 導き,偏差が 増幅しない の条件を 求めよ.(2)の 位相での 偏差の 振動周期を 通過回数で 表し,最大加速の 位相 が必ずしも 安定でないことも 説明せよ.
解答を見る
考え方
間隙で
円
運動で だから,周期は
同期粒子は
与えられた
値で , , . から であり, .第 回直後は なので,6回では ,7回では .従って7回.
この
分子を
位相が
だけ遅れると,エネルギー増分は
従って
遅い
指定の
線形化には
04動く導体と誘導
第23章の
総合演習 10
磁場へ
横幅
の連立方程式を 立て,終端速度の 候補 を求めよ.機械的エネルギー,磁気エネルギー,発熱の 収支を,時間微分の 形で 示せ. , を用い,複素指数関数から を求めよ. , , , , , のとき,初めて に達する 時刻,速さ,電流を 求めよ. コイル全体が
磁場に 入った 後の 運動と 電流,その後に 生じる 熱量を 求めよ.この 装置で 終端速度を 観測できるとは 限らない 理由を 説明し,自己誘導を 省く 近似の 条件を 時間尺度の 比で 示せ.
水平な磁場境界と,そこへ下辺から入る長方形コイルを描く.下向きのx,幅ℓ,高さh,巻数N,磁場の向きと正の電流の向きを示す.
解答を見る
考え方
一辺だけが
外部磁束の
大きさは である.正の電流の 向きを 定義したので,駆動起電力は .下辺への上 向きの 磁気力は となり,
定常な
重力の
第1式を
微分し,第2式で を消去すると
位置も
数値では
速度の
両横辺が
一様磁場に 入ると 外部磁束は 一定と なり,両辺への 磁気力は 打ち消し合う. とおけば
残る
と
終端速度の
総合演習 11
回転円板から
慣性モーメント
径方向の
運動起電力を 積分で 求め,円板への 制動トルクが となる ことを 示せ. を充電される 極板の 電荷と して, の関係を 求めよ. 充電中の
と時定数,十分後の 回転エネルギー,静電エネルギー,全発熱を で表せ. のとき,各エネルギーは 初めの 回転エネルギーの 何倍か. 充電が
終わる たびに 円板を 回路から 切り離し,コンデンサーだけを 別の 抵抗で 完全放電してから 同じ回路へ 戻します.これを 回行った 後の 角速度と,二つの 抵抗での 累積発熱を 求めよ.一度の 充電と,この 繰り返しで 到達する 状態の 違いを 説明せよ.
磁場に垂直な回転円板,半径aとbの集電接点,直列のRとCを描く.円板を切り離してCだけを放電する切り替え位置も示す.
解答を見る
考え方
動く
半径
の導体の 速さは で,径方向の単位電荷への 力は .従って
径方向の
円板単独の
回路方程式
に(1)を入れると
従って
途中の
とおけば,各回の充電で 角速度が 倍になるので .第 回の直前の 回転エネルギーは である.充電抵抗の熱と 放電抵抗の 熱は それぞれ
和と
総合演習 12
誘導に
間隔
複素振幅
と を使い,変位と 電流の 振幅・位相を 決める 式を 導け.磁気力を 速度比例成分と 復元力成分に 分けよ. 外力の
平均仕事率と 抵抗の 平均発熱率が 等しい ことを 示せ. , , , , , , で変位・電流の 振幅と 平均発熱率を 求めよ. 速度振幅を
外部装置で 一定に 保つ 場合,平均発熱を 最大に する を求めよ.次に 外力振幅を 一定に し, で を変える 場合と 比較せよ.大きな へ結果を 延長できるか,棒の 許される 変位幅 を使って 論じよ.
ばねにつながるレール上の棒と,直列のR,Lを描く.正のx,電流,磁場,周期外力だけを示す.
解答を見る
考え方
複素インピーダンスで
実際の
量を , とする.運動と 回路の 式は , .従って
実部と
変位振幅は
複素振幅の
積の 実部を 使うと
収支も
変位は
速度振幅
を固定するなら .微分の符号は と同じなので 最大は . で発熱は0に なる.
一方,外力を
制動が
05波と光の重ね合わせ
第25章の
総合演習 13
動く
静止した
音と
光を 共通の 速さ ,角振動数 で表し,動く 境界での 位相一致から 反射波の を導け.参照波との 合成の2乗を 速い 振動に ついて 平均し,うなりの 振動数と 明暗の 振幅を 求めよ. , , で音のうなりを 求めよ.同じ板の 速さを,波長 の光で 調べる ときのうなりも 求めよ. とする.うなりから 速度を 求める 式と 低速の 近似を 比べよ. 光の
鏡の 運動を , , に変えます.往復の 伝播時間を 残した 受信位相の 式を 導き, ,同じ波長で 半周期ごとの 明暗の 繰り返し数を 求めよ.変位振幅と 速度の 小ささの 条件を 区別し,明暗の 記録だけで 運動方向が 決まるかも 論じよ.
x=0の送受信器から動く反射板へ向かう波と戻る波,参照波の分岐を描く.鏡の位置d+utと正のx方向を示す.
解答を見る
考え方
反射時刻の
入射波の
位相は , .反射波を , とする.境界上で 両波の 符号が 反対に なる ため
時間の
音では
最大と
音では
.光では なので, となる.共通の 送信 振動数を ,うなりを と書けば
今回,近似に
反射時刻を
,受信時刻を とすれば
入射位相は
一周期では12回だが,符号付き位相変化は0である.
総合演習 14
暗い
真
とします.検出器の
合成した
電場・磁場, , , を求めよ. の電場の 節と 磁場の 節を 示し,第25章の 弦の 変位と ひずみの 節の 関係と 対応させよ. で平均エネルギー流が0である ことと,瞬間の エネルギー流が0でない ことを 両立させて 説明せよ.電場の 節に エネルギーが ないか,腹に 小さな 吸収体を 置いても 吸収できないかを 検討せよ. 検出器が
方向に幅 を持ち,中心 の周囲で を一様に 平均します.測定される 可視度を 導き, , , で求めよ.戻り波の 電場を 方向から 角 傾けた場合を 考え,空間平均と 偏光の 違いに よる 可視度の 低下を 区別せよ.
向かい合う入射波と反射波の向き,同じy方向の電場,幅bの検出器と中心x_0を描く.節・腹の位置やエネルギー分布は描かない.
解答を見る
考え方
真空の
進行方向を
逆に すると, の相対的な 向きも 逆に なる.従って
干渉項は
の瞬間の 量は
流れの
と
吸収体は
一様な
感度で 平均すると
従って
戻り波の
総合演習 15
位相を
光を
と の直線関係から を求め,3点目を 検算せよ. , , を使い,中心波長 の位相速度と 群速度を 求めよ. 中
心角 振動数を とし, の等強度の2成分を 入れます.各成分の 各経路単独の 強さを とします.うなりより長い 時間で 平均した合成強度を,位相差 から導け.1次の 分散で,中心位相差 そのものを0に する と群遅延を0に する の違いを 求めよ. 連続した
狭い帯域 の波束に 変え,群遅延を0にします.媒質の を導き,帯域両端の 遅延の 差と 位相の2次項を 評価せよ. で,1次の分散だけを 残せるか 判定せよ.位相の2次項を0.10以下に 抑える 帯域幅の 条件も 求めよ.
分岐・再合流する二経路と,媒質の長さℓ,真空側の追加距離dを示す.入力の二つの近い振動数と,波束を使う場合の帯域幅を添える.
解答を見る
考え方
屈折率を
表の
最初の2点を 添字1,2で 表すと
各周波数の
二経路の 複素振幅を 足すと,その 強さは である.異なる周波数の 交差項は 長時間平均で 消えるので
中
波長の
式を に代入すると
追加の
位相の2次項は
である.3次項と2次項の
06放射とエネルギーの流れ
第26章の
総合演習 16
光に
質量
距離
光圧と
重力の 比 を求め,両力が 等しくなる 半径 を計算せよ.平衡温度 も求めよ.吸収率と 放射率が 違う 理由を 述べよ. エネルギーと
角運動量から 束縛条件を 求めよ.束縛される 場合の 遠点距離と,解放点・遠点での 平衡温度の 比を 求めよ. で数値を 求め,力の つり合いに よる 判定と 比べよ. 球の
比熱を 一定の とします.小さな温度差の 放射緩和時間を 導き,解放点で 求めよ.平衡温度を 追う 条件と,接線方向の 力を 省く 条件を 無次元量で 示せ.
恒星,母天体の円軌道r_0と解放する小球を描く.接線方向の初速度と,径方向の光圧・重力を示す.
解答を見る
考え方
逆二乗の
質量は
,吸収する投影面積は .従って
吸収率と
初速度は
.単位質量あたりの角運動量 は保存する.ポテンシャルを とすれば,単位質量あたりの 全エネルギーは
径方向の
解放点
全熱容量は
で,温度の式は
距離固定で
解放点では
接線方向の
総合演習 17
振動する
電荷
と
球面を
通る 平均流を 積分して 全放射出力を 求め,それを 平均損失 と等置する を求めよ.周期平均エネルギー と振幅 の減衰を 導け. 非放射的な
発熱と 全放射エネルギーを 求めよ. の遠方に,面積 の小さな 完全吸収検出器を 放射に 垂直に 置きます.全放射の うち検出器へ 届く 割合 を求め,振動軸上に 置く 場合と 比べよ. 検出器の
熱容量は ,背景との熱交換は 小さな 温度差 に対して です.最初の放射が 届く 瞬間を 検出器の とし, とします.温度の時間変化と ピーク時刻を 求めよ. , として, の極限も 示せ.
z方向の振動電荷と,距離r,角θの検出器を描く.面積D,熱容量C,熱交換Hを示す.
解答を見る
考え方
遠方場の
一周期では
,加速度の2乗平均は .従って
球面の
これは
抵抗での
平均発熱率は ,放射出力は .積分すると
赤道面では
.積分因子 を掛け,初期値から 積分すると, では
微分を0と
全収支は
近似には
総合演習 18
光圧と
真
両面は
光の
エネルギーと 運動量の 流れから 力を 求め,定常変位 と定常温度 の式を 立てよ.変位だけでは が分離できない 理由を 説明せよ. ヒーターで
温度 を保ち,全損失の 温度微分 を測りました.表から を求めよ.光のみで を照射すると , でした. を求め,各割合の 許容範囲も 確かめよ.
, と微小変調します.板の 速度は 十分小さく,運動に よる 光の エネルギー収支の 補正は この 変調に よる 変化に 比べて 無視できる ものとします.温度の 複素振幅と,振幅が 低周波値の になる 角振動数を 求めよ.光圧の 仕事を 吸収熱から 引く 必要が あるか 説明せよ.
ばね付きの板と入射・反射・透過光,両面の熱放射を描く.A,x,T,支えの熱伝導Gとヒーターを示す.
解答を見る
考え方
運動量から
入射光は
毎秒 の正方向の 運動量を 運ぶ.反射光は ,透過光は を持ち去るから
定常な
変位は
校正した
損失を 温度で 微分すると
従って
未丸め値では,伝導損失は
丸めて
とおき, とする.熱収支の1次の 式は
温度の
静止した板の
07測定から模型を決める
第14章の
総合演習 19
電圧計を
未知の
測定 | 入力抵抗 | 時間間隔 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
A | ||||||
B |
表示と
放電の
微分方 程式を 立て,等間隔の 表示の 差から 時定数 と を求める 方法を 導け.測定 A・B に 適用し, を時刻に 対して 直線化する 方法の 問題点も 説明せよ. を決め, の相対不確かさの 上限を 求めよ.2種類の 入力抵抗が 近いと 推定が 不安定に なる 理由を 述べよ. 測定 A で
初めに 蓄えた エネルギーと,漏れ抵抗・電圧計で 発生する 全ジュール熱を 求めよ.さらに,別の 放電で 隣り合う 表示の 差の 比が 時間とともに 変わった 場合,この 模型の どの 仮定を 検討すべきか 挙げよ.
コンデンサー,漏れ抵抗,電圧計を並列に描く.電源切断のスイッチ,\(C,R_p,R_m\),両端電圧 \(V\) と表示 \(Y\) を記す.
解答を見る
考え方
2本の
正に
帯電した 極板の 電荷は であり,外へ流れる 電流は である.したがって
両測定の
正しい
, , , とおく.2式の差から
未丸め値では
従って
初めの
場の エネルギーは である.測定中は電源が 切り離されており, は蓄える 電圧に 含めない.抵抗 の熱を 積分すると
未丸めの
差の
総合演習 20
共振曲線と
未知の
位置 | ||
|---|---|---|
低周波側の | ||
最大 | ||
高周波側の |
電源を
複素インピーダンスから
共振曲線を 導き, と,共振の鋭さ を求めよ.半値点の 差と 積が どの 量を 与えるかも 導け. 電源短絡後の
特性方 程式を 複素指数関数で 解き,周期と 極大の 比を 予測せよ.測定と 模型の 整合性を 判定せよ. の相対不確かさの 上限を それぞれ1 %,2 %,0.3 %,各半値角 振動数の 絶対不確かさを とする. の相対不確かさを 見積もり,極大の 比の 食い 違いを 容量の 測定誤差だけで 説明できるか 論じよ.
交流電源,抵抗,内部抵抗付きコイル,コンデンサーの直列回路を描く.電源を短絡へ切り替えるスイッチと電流測定位置を示し,図の別枠に表で与えた3測定点だけを置く.
解答を見る
考え方
定常応答の
とし,電圧・電流を それぞれ複素振幅 に を掛けた 実部と する.振幅 の電源に 対し
最大ではリアクタンスが0だから
各式を
半値点の
極板の
電荷 と電流 に対し . として
電流も
周期は
の相対不確かさの 上限は3 %.幅 の不確かさは 最大 ,相対値は2.22 %である.従って
約5.2 %と5.8 %と
模型の
総合演習 21
気体の
マイケルソン干渉計の
最初の
温度 | |||
|---|---|---|---|
0.00 | 20.00 | 40.00 | |
3.00 | 18.15 | 33.30 |
各温度の
真空での 縞数を とし, の式を 導け.圧力に 対する 傾きから を決め, , での屈折率を 求めよ. 各傾きの
絶対不確かさの 上限が で,他の量の 不確かさを 無視できると する. の不確かさを 見積もり,管の 伸びを 検出したと いえるか 判定せよ. 管の
断面積を 温度に よらず 一定と し, , で弁を 閉じて まで温める.密閉した 同じ気体が 管の 伸びに 合わせて全体積を 変える とき,圧力と 縞数の 変化を 予測せよ.定圧で 温める 場合との 違いを 説明せよ.
2腕の干渉計の一方に,圧力計,温度計,弁を付けた気体管を置く.管内の往復光路と基準の腕を描き,\(\ell(T),p,T,\lambda\) を示す.
解答を見る
考え方
真
とする.往復の 光路差は だから
表から
の相対不確かさは ,従って である. とすると
この
断面積一定,粒子数一定の
状態方 程式は となる.推定値を 用いると
気体に
屈折率の
08東大の電磁気・波の過去問を発展させる
第20・21章の
総合演習 22
結合が
結合した2コイルの
複素振幅
の連立方程式と,電源から 見た インピーダンスを 求めよ. 二次抵抗での
平均電力 を の関数と して 求め,それを 最大に する と最大電力を 求めよ. 二次側の
リアクタンス に を合わせれば 最大電力に なる,と いう 判断を 検討せよ.電源と 両抵抗の 平均電力の 収支も 確かめよ.
一次閉回路に交流電源と \(R_1,L_1\),二次閉回路に \(R_2,L_2\) を描き,結合 \(M\),電流の向きと巻き方向を記す.
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考え方
素子一定の
電流を
の実部と すれば
後式より
とおく.行列式を実部と 虚部に 分けると
分母の
最大は
は最適値と 異なる.二次電圧を 負荷に よらず 一定と すれば が出る.今回は 一次電流も 負荷で 変わる.
時間領域の2式を
一周期で
総合演習 23
抵抗を
回転式コンデンサーを
電圧一定での
電気的トルクを,電源の 仕事と 静電エネルギーから 導け.電荷を に固定した 場合を 考え,両場合の0付近の 小振動の 角振動数と 安定条件を 比較せよ. 電圧一定で
安定な 系を,抵抗 を通して 電源 へつなぎ,外部トルク を加えた 定常応答で, と電圧ずれ の複素振幅を 求めよ. とし,ばねの 強さと 減衰係数を 表せ. 外部
駆動で 振幅 と を保つとき,一周期の ジュール熱を 求め,熱が 最大に なる を求めよ.
ねじりばねと回転軸につながる可動極板,固定極板,抵抗付き直流電源を描く.角度 \(\theta\),回転の向き,容量 \(C(\theta)\),外部トルクを示す.
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考え方
電源を
電源の
仕事は ,場の増加は である.差が軸の 仕事なので,トルクは .合トルクは ,ただし である.
電荷一定では
0での
安定条件は
電荷変化は
,電源の式は , である. の実部で 表し,複素振幅を 使うと
電流振幅は
.平均発熱 に周期を 掛けると
近似条件は
総合演習 24
不等間隔スリットは
遮光板に,
波長
の平面波を 垂直に 入射させると,板から 距離 の軸上で 各スリットの 光が 強め合う ことを 示せ.同次数で 波長 を集める 距離 を求めよ. 板の
手前の 軸上,距離 に点光源を 置く.第一の 集光次数に ついて,像までの 距離 の式と, での値を 求めよ. 平面波の
配置に 戻し,検出器を に固定する.軸上の 強さを 設計波長での 強さで 割った 式を,複素振幅の 和から 導け.設計波長に 最も 近い 両側の 零点の 波長を 求め,近軸展開で 位相まで 正しく 保つ条件を 検討せよ.
遮光板の対称な不等間隔スリットと軸を描く.平面波入射の配置,距離 \(a\) の点光源と距離 \(b\) の観測点の配置を並べ,\(y_j\) と最外スリットを示す.
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考え方
光路を
軸上距離
までの光路は . なら中 心軸からの 余分な 距離は で,位相差は となる.対称な 組の 光路も 等しく, 本が強め合う.波長 の同次数では より .入射側の
光路も 加えると, に依存する 部分は .光路差を とする 条件は
右辺が
とおく.共通位相を除くと
強さは
極限は1である.近い
二次近似が
総合演習 25
ホール電圧の
長さ
表示には
表示 |
平均速度には
定常状態で
横電流が0と なる 条件から を導き,4測定から を求めよ. 磁場なしの
定常伝導から 抵抗率 と を求めよ. 電流を
に保ち,磁場を0から へ切り 替える.切り替え後の 時間を とし,電子の 慣性を 無視して 横電場の 立ち 上がりを 求めよ.側面の 回路は 開き, が成り 立つ.立ち 上がり時間と 緩和時間を 比較せよ.
直方体試料に \(x,y,z\) 軸,電流,磁場を示し,横の2接点と縦の抵抗測定端子を描く.幅 \(w\),厚さ \(d\),長さ \(\ell\) と,横電圧の定義を記す.
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考え方
電流・磁場の
.横速度0でローレンツ力の 横成分が 消える 条件は である.電位差の定義から なので
表の
従って
磁場なしの
定常状態では ,従って . と より
慣性を
落とした 横成 分から , である.与えた全電流の 条件を 使うと
初期値0より
切り
09東大の電磁気・波の過去問を発展させる
第25・27章の
総合演習 26
周波数の
静止
壁を
,音源の最大速さと 振幅を 求めよ.受信周期と 運動周期が 等しい 理由も 示せ. 光路差に
相当する 音の 経路差から を決め,近似の 条件も 確かめよ. 音源が
同じ の線上,高さ で短い 音波の 束を 発する.直下での 直接音と 反射音の 到着時刻の 差を として を逆算する 式を 導け. で到着時刻差を 求め,連続音との 違いを 述べよ.
鉛直壁,音源の平衡位置 \((d,h)\),直下の観測点と観測線上の点 \((X,0)\) を描く.直接経路と壁を経る経路,鏡像音源を示す.
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考え方
周波数の
最大速さを
とすると,音源が 下向きで 接近,上 向きで 遠ざかり
両式の
発生時刻を
直接経路と
反射経路の 長さは , .二次まで展開すると
発生位置が
共通なので
数値は
連続音の
総合演習 27
2つの
2液体 A・B の
送受信点を
境界で
位相が つながる 条件から 屈折の 法則を 導き,往復時間を 表せ. 2測定から
を求めよ. 入射角を
小さく すると 深さと 音速の 分離が 難しくなる 理由を, の二次までの 展開から 説明せよ.各時間の 不確かさを とし, での2層目の時間差と 比較せよ.大きい 角度にも 測定上の 限界が ある ことを 述べよ.
厚さ \(h_A\) の液体 A と液体 B,小さな散乱体を描く.垂直経路と屈折した往復経路,角 \(\theta,\phi\),散乱体の深さ \(h\),送受信点を示す.
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考え方
垂直入射で
接線座標を
とすると,入射・透過波の 位相の 傾きは , である.両者は等しく,振動数も 共通なので を使って
A 内の
既知の 時間を 引き, , とおく.すると
従って
, を使うと
角度を
大角度では
総合演習 28
コイルの
接続時刻を
待ち時間後の
電流 と,その間の発熱を 求めよ. コンデンサー接続後の
を複素指数関数から 求め,電圧が 初めて 最大に なる 時刻と 値を 求めよ.初めの 磁気エネルギーに 対する 最大時の 静電エネルギーの 割合も 求めよ. 同じ
素子で,最大電圧を 以上にする ために 許される 待ち時間の 上限を 求めよ.損失を 無視する 条件も 述べよ.
電流準備,コイル短絡,コンデンサー接続の3回路を並べる.コイル内部抵抗 \(r\),\(L,C\),電流の連続する方向,時間 \(t_w\) を示す.
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考え方
電流を
待つ間は
なので .初めの磁気エネルギーは ,待ち時間後は .発熱は
和は
, として
根は
2.24割で,静電エネルギーは
最大電圧は
なので,指定電圧を とすると
待ち区間と
総合演習 29
動く
真
装置は
の関係から,相対位相と 反射光の 振動数を 求めよ.符号付き縞の 変化率 と の関係を 導け. 測定した
から反射時刻での 速度・加速度を 求めよ.受信時刻で , のときの 値を 求めよ. 2信号で
運動方向を 判定できる 理由を 示せ.レーザーの 振動数が ゆっくり変化し,可動腕が 固定腕より 長いと き,鏡を 止めても 生じる 縞の 変化率を 求めよ. とし,速度の 見かけの ずれと 対策を 述べよ.
固定鏡と可動鏡をもつ干渉計を描き,可動鏡の距離 \(\ell(s)\),速度の正方向,出射・反射・帰着時刻を示す.2信号を読む検出部と固定腕の距離 \(\ell_r\) を記す.
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考え方
出射時の
往復の
各長さは 反射時の なので
固定腕の
近づく
速度は
.加速度は反射時刻で 微分し, より
は単位円上を 進む.その 回る 向きが の符号を 与える. だけでは と を区別できない.
ゆっくり変わる
距離差が
最後の